はじめ
PL-900を受験してきました。勉強法に癖があったので振り返ってみます。
受験概要
- 試験名…Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals
- 受験日…2024年9月22日(日)(日本時間)
- 合格点…900点中700点
- 受験場所…テストセンター
- 結果…合格 838点
筆者の経験値
PowerPlatormを実務で開発したことはありません。
Microsoft関連だと、AZ-900は取得済み、かつ会社がM365環境ユーザーのため、なんとなくMicrosoftっぽい考え方のあてがあるレベル感です。
RPA製品はいくつか実務で使用しており、Power Automate Desktopは遊びで2、3ロボット作ったことがあるため、Power Automateだけ他の製品よりも知っていました。
勉強内容
以下の順番で勉強しました。回り道もしつつ合計で25時間程度かかりました。
模擬テストの解説にMicrosoft Learnのコース外の記事が多々出てきており、内容を押さえておくと理解が深まりました。
また、試験対策動画を見ると勘所のようなものが分かるようになり、実務からは離れますが試験勉強という観点でいうと役に立ちました。
- Virtual Traning Dayの受講(半額バウチャー目当て)
- 模擬テスト受験1回目(40点くらい)
- Microsoft Learn PL-900: Microsoft Power Platform Fundamentals 1周
- 模擬テスト受験2~4回目(50~60点くらい)
- 合格体験記を読む
- 試験対策動画を視聴 https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/paths/power-plat-fundamentals/
- 模擬テストの解説先のURLやQiita記事で知識を補完しつつ5~8回くらい
参考にした合格体験記
こちらの合格体験記を参考にしました。
試験勉強のポイント - 名称変更・表記のゆらぎを把握する
Microsoft Learnを1周行った後の模擬テストで点数が伸び悩みかなり焦っていました。
原因は、サービスや要素の表記が揺らいでおり、体系的な知識としてインプットできていなかったことでした。
日本語化によるばらつきもありますが、ここ3年くらい(2021年~2024年くらい)(?)で公式に名称が変更されたものもあります。
試験対策動画の中でも名称変更が言及されていますが、動画の公開後に名称変更されている内容もあるため、私が把握した範囲で列挙します。
なお、2024年9月30日時点の情報であり、この記事を読んでいるころにはさらに名称変更が行われている可能性があります。
- サービス名称変更
- Common Data Service → Dataverse
- PowerApps ポータル → PowerPages ※PowerPagesは元々PowerAppsの一部でしたが、別サービス扱いに変ったらしいです
- Vertual Agent → Copilot ※名称変更というより、Vertual AgentがCopilotに吸収されてような位置づけらしいです
- Dataverseの要素名変更
- エンティティ → テーブル
- フィールド → 列
- レコード → 行
- ゆらぎ
- 視覚化 = ビジュアル(PowerBIの要素)
※ゆらぎはこのほかにもたくさんあります。
- 視覚化 = ビジュアル(PowerBIの要素)
おわりに
PowerPlatformはおもしろいサービスがたくさんあり、実務で使えるようになると幅が広がりそうです。
この先はPL-500にも挑戦しようと画策しています。