本記事について
本記事は、エンジニア系YouTuberサプーさんの動画を参考に、Linux操作の基礎を体系的にまとめた学習メモです。
「コマンドは知っているけど、パーミッションやリダイレクトが不安」という方の復習にも最適です。
参考資料:
【Linux入門】初心者向け!Linuxの基本的なコマンド操作を学ぼう! 〜 Ubuntu 環境で実演〜
実行環境:
- OS: Ubuntu (WSL2 / クラウド環境など)
- Shell: bash
こんな人におすすめ
- Linuxを触り始めたばかりの方
- Docker / Kubernetes学習前に基礎を固めたい方
- サーバー作業で毎回ググってしまう方
🧰 1. 基本的なファイル・ディレクトリ操作
Linux操作の土台です。ディレクトリ構造を意識しながら操作するのがコツです。
| コマンド名 | 使用用途 | 使用例・補足 |
|---|---|---|
pwd |
現在の作業ディレクトリを表示 | 自分がどこにいるか迷ったら実行 |
ls |
一覧を表示 |
ls -l(詳細表示)、ls -a(隠しファイル表示) |
cd |
ディレクトリを移動 |
cd ..(一つ上へ)、cd ~(ホームへ) |
mkdir |
ディレクトリを作成 |
mkdir -p a/bで階層ごと作成可能 |
touch |
空ファイルの作成 | 既存ファイルならタイムスタンプを更新 |
cat |
内容を表示 | 短いファイル向き。連結して表示も可能 |
mv |
移動・名前変更 | ディレクトリの移動にも使用 |
cp |
コピー |
cp -rでディレクトリごとコピー |
rm |
削除 | ⚠️ ゴミ箱に入らず即削除。rm -rfは特に注意 |
🔍 2. 検索・テキスト操作・閲覧
ログファイルの確認や、設定ファイルの特定によく使います。
| コマンド名 | 使用用途 | 使用例 |
|---|---|---|
find |
ファイルを検索 |
find . -name "*.log"(現在の配下を検索) |
grep |
文字列を検索 | grep "error" app.log |
vim |
テキスト編集 | 多くのLinux環境で利用されている定番エディタ。操作に癖あり(後述) |
less |
1画面ずつ表示 | 長いファイルを読む時に最適。qで終了 |
head |
先頭を表示 |
head -n 10で最初の10行を表示 |
tail |
末尾を表示 |
tail -fでリアルタイムのログ監視に多用 |
👤 3. ユーザー管理・権限設定
サーバーの安全性を守るための重要なコマンド群です。
| コマンド名 | 使用用途 | 使用例 |
|---|---|---|
whoami |
ログインユーザー確認 | 現在の権限を把握するために実行 |
sudo |
管理者権限で実行 | 注意: システム変更を伴う際に使用 |
su |
ユーザー切り替え |
su -でroot(最高権限)へ切り替え |
chmod |
権限を変更 |
chmod 755 script.sh(後述の数値指定) |
adduser |
ユーザー追加 | sudo adduser newuser |
passwd |
パスワード変更 | 自分のパスワード変更にも使用 |
exit |
セッション終了 | ログアウトやターミナルを閉じる際に使用 |
📦 4. パッケージ管理・システム情報
PCの健康状態(リソース)を確認したり、ソフトを導入したりします。
| コマンド名 | 使用用途 | 使用例 |
|---|---|---|
apt |
パッケージ管理 |
sudo apt update / sudo apt install git
|
ps |
プロセス表示 |
ps auxで全プロセスを確認可能 |
kill |
プロセス終了 | 動かなくなったプログラムを強制終了 |
df |
ディスク容量確認 |
df -h(読みやすい単位で表示) |
top |
リソース監視 | CPUやメモリの使用率をリアルタイム表示 |
wget |
ファイルDL | URLを指定してネットからDL |
curl |
データ転送 | Web APIの動作確認などにも多用 |
🛠️ 5. 入出力・その他
コマンドを繋げて「自動化」するために欠かせない機能です。
| コマンド名 | 使用用途 | 使用例 |
|---|---|---|
echo |
文字列を表示 | echo "Hello World" |
> / >> |
リダイレクト |
>は上書き、>>は追記 |
| **` | ` (パイプ)** | コマンドの連携 |
tar |
圧縮・解凍 |
tar -zxvf file.tar.gz(解凍の定番) |
history |
コマンド履歴 | 過去に打ったコマンドを確認・再利用 |
💡 深掘り解説:初心者が躓く3つのポイント
1. Vimの操作モード
Vimには「入力するモード」と「命令するモード」があります。
-
挿入モード (
i): 文字を入力する -
ノーマルモード (
Esc): 移動や削除。迷ったらまずEsc -
コマンドモード (
:): 保存 (:w)、終了 (:q)、強制終了 (:q!)
2. パーミッション(権限)の数値
ls -lで表示される権限は、4(読), 2(書), 1(実) の足し算で決まります。
- 7 (4+2+1): フルアクセス
- 6 (4+2): 読み書き可能
- 5 (4+1): 読み取りと実行のみ
-
例:
chmod 755→ 所有者は何でもできる、他人は「読み取りと実行」のみ。
3. シェルスクリプトの第一歩
複数のコマンドをまとめて実行するファイルです。
#!/bin/bash
# 1行目はシバン(おまじない)
NAME="Linux"
echo "Welcome to ${NAME} World!"
date
実行するには chmod +x test.sh で実行権限を与えるのを忘れないようにしましょう。
終わりに
Linuxコマンドは数が多いですが、一度に全て覚える必要はありません。「この操作、コマンドでできないかな?」と思った時に、この一覧を見返してみてください。
Would you like me to...
実際にこのコマンドを使って練習するための「ミニ演習問題(ディレクトリ作成〜ファイル保存〜権限変更の一連の流れ)」を作成しましょうか?