#winows10側での前準備
今回は、元々win10がインストールされている前提
##1. インストールボリュームの確保
まずはUbuntuをインストールする領域の確保
win10のインストールされているドライブにインストールする際は、いきなりインストール領域を作成してもいいが、ディスクのクリーンアップをしておくとインストール領域がしっかり取れる
やらなくてもいいが、以下、その方法
ディスクのクリーンアップ
PCからwin10がインストールされているパーティションを選んで、右クリック「プロパティ」「ツール」「最適化」"windows"+"x"から「ディスクの管理」、win10のパーティションを指定して右クリック「ボリュームの縮小」
縮小可能な領域のサイズが現在の使用量より極端に少ない場合
ディスクのクリーンアップをするか、しても少ない場合は"windows"+"x"から「コンピュータの管理」をしてクリーンアップがうまくいっていないファイルを確認する##2. win10側の設定
####2.1. 高速スタートアップの無効
UEFIサポートのPCでの話
"windows"+"x"から「システム」、「電源とスリープ」、「関連設定(電源の追加設定)」、「電源ボタンの動作の選択」、「シャットダウン設定」「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
####2.2 aurorun.infを有効に
Ubuntuのインストールというより、UNetbootinからUSBメモリにインストールする際にあるとインストールが完了しないため
設定方法は、セキュリティソフト依存
##3. Ubuntuの準備
####イメージファイルのダウンロード
Ubuntu desktop
isoファイルをここからダウンロード(長期保証版のLTSがおススメ)
####3.1. インストールメディアの準備
楽なのは8GB程度のUSBメモリ
Fat32でフォーマットしておく(フォーマットは「PC」からメモリを選択して右クリック「フォーマット」)
####3.2. UNetbootinによるインストールメディアの作成
UNetbootin, Universal Netboot Installer 日本語情報
からunetbootin-windows-655.exe(2017年8月現在)をダウンロード、実行
ダウンロードしたISOファイルを選択して、フォーマットしたUSBにインストール
ここまでで下準備は完了
##4. Ubuntuのインストール
- タッチパッド利用者はドライバが読み込まれない事が多々あるので、簡易なマウスを用意しておくと良い(LiveUSBの利用からインストール時まで)
####4.1. BIOSの設定
OSが立ち上がる前にUSBを読み込ませるため、BIOSの設定で起動ディスクのUSBの順位を上げておく
BIOSの設定画面は通常?電源を入れてF2を押す
####4.2. LiveUSBでの動作確認
もちろん、直接インストールをしてもいいが、動作確認も兼ねて一旦LiveUSBとして動作確認したほうがいい
電源を入れると立ち上げの選択画面が出るので、**「try ubuntu without install」**を選ぶ
ネット接続をここでしておくと、Ubuntu立ち上げ時にアップデートを適用しながらインストールできるため繋げておくとよい
####4.3. インストール
デスクトップのインストール用アイコンからインストールスタート
インストールの種類は、swap領域の設定等もするため**「それ以外」**を選択
#####4.3.1 swap領域の確保
実メモリ以上のデータを使用する際の仮想メモリとしてのswap領域を設定する
領域の大きさだが、議論は多々あるものの実メモリの1-2倍程度が妥当
(8GBのマシンなら8GBから16GB程度)
- 「空き領域」を選択して、「+」ボタンを選択
- 「サイズ」を選択(容量は上述参照)
- 「新しいパーティションのタイプ」は「論理パーティション」
- 「新しいパーティションの場所」は「この領域の終点」
- 「利用方法」は「スワップ領域」
これでswap領域は完了
#####4.3.2 OS領域の設定
用意した領域からswap領域を抜いた全領域を指定する
- 「空き領域」を選択して、「+」ボタンを選択
- 「サイズ」は 空き領域全ての大きさ
- 「新しいパーティションのタイプ」は「基本パーティション」
- 「新しいパーティションの場所」は「この領域の始点」
- 「利用方法」は「ex4ジャーナリングファイルシステム」
- 「マウントポイント」は「/」
これでOS領域も完了
「ブートローダをインストールするデバイス」で、用意したパーティションのあるSSDもしくはHDD(sda)を選択しインストール開始
次回はUbuntu入れた後やっておくと便利な事を記載予定