1. はじめに
PL-900(Microsoft Power Platform Fundamentals)の試験を受けてきました。
この記事では、試験を受けた感想と、合格するために行った勉強方法を紹介します。
勉強方法だけ知りたい方は、こちらを参照してください。
2. PL-900(Microsoft Power Platform Fundamentals)とは
Microsoft認定資格の一つで、Power Platformの基礎知識が問われます。
Power Apps、Power Automate、Power BI、Power Virtual Agents などの役割や使いどころを理解しているかを確認する問題が出題されます。
試験概要は以下の通りです:
- 試験時間:45分
- 問題数:約40〜50問(私が受験した際は41問でした)
- 合格ライン:700点 / 1000点
※上記は、私が受験した時点の情報です。
3. 試験の感想
まず結果ですが、925点で合格できました。
難易度は全体的に易しめだと感じました。後述する教材・ツールを使って学習すれば十分合格できると思います。
試験勉強を通じて、Power Apps・Power Automate・Power BI・Power Virtual Agentsといった主要サービスの用途や特徴、そしてPower Platformで使われる用語が理解できるようになりました。 Power Platformを学び始める人が、まず受ける試験としてちょうど良い内容だと感じました。
4. 勉強方法
使用した教材と、学習を進める際のポイントを紹介します。
ちなみに、私の場合は調べ物も含めておよそ12時間の学習で合格できました。これは一例ですが、学習時間の目安として参考にしていただければと思います。
4-1. 使用した教材・ツール
4-1-1. Microsoft 認定資格のプラクティス評価
Microsoft公式の模擬問題です。
実際の試験形式に近く、50問ずつ出題され、挑戦するたびに問題が変わります。まずはここから始めるのがおすすめです。
※受験にはMicrosoft Learnへのサインインが必要です。
4-1-2. Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals PL-900 練習問題(スマホ対応380問)
Amazonで購入できる電子書籍教材であり、実際の試験に近い問題が用意されています。全部で385問ありますので、問題をたくさんこなしておきたい方におすすめです。
4-1-3. Japan IT Study
IT資格試験対策サイトで、PL-900以外にもPL-200、PL-300などの問題集があります。PL-900は全部で150問あり、有料プランを購入すると全問題に挑戦することができます。
複数のPower Platform試験を受ける予定なら特におすすめです。
ちなみに、私は他のPower Platform試験を受ける予定ですので、365日プランを購入しました。
4-2. 勉強のポイント
4-2-1. 独特な日本語に慣れる
問題集を解いていると、問題文の言い回しが独特で、少しわかりにくく感じることがありました。
こうした表現は、問題を解く中で「この表現はこういう意味」というようなパターンを蓄積していくと、問題文を正確かつ素早く理解できるようになっていくと思います。
4-2-2. 解説で理解できない場合はMicrosoft Learnを参照
問題集の解説だけでは、なぜその答えが正解なのかわからないこともありました。
そのようなときは、Microsoft Learnの該当ページを読んで詳細を確認すると、理解できることが多かったです。
また、Microsoft Learnを読み慣れておくと、実務で調べ物をするときにも役立ちます。わからないことがあったときは積極的に読むと良いと思います。