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AWS MCPサーバーで変わるAmplifyの開発体験

Last updated at Posted at 2025-12-17

はじめに

re:Inventでも特に情報がなさそうだったAmplifyのアップデートを追っていたところAmplify Docに新しいドキュメントが生えていました!

先日プレビューでリリースされたAWS MCP Serverを使ったAIアシスタントを利用したAmplifyの開発ができるようです。

buildwithaiassistantsmenu.png

早速、ためしてみます。

AWS MCPサーバーで提供される3つの機能

ドキュメントにはAmplifyの開発段階に合わせ3つの構築済みワークフローを提供するとあります。

ワークフロー 目的
バックエンド実装 新規または既存のバックエンドで認証、データモデル、ストレージ、関数、AI 機能を追加または変更する
フロントエンド統合 既存のフロントエンドアプリにAmplifyを追加するか、すでにAmplifyを使用しているアプリを強化します
導入ガイド あらゆる Amplify プロジェクトのサンドボックス環境、本番環境のデプロイメント、CI/CD を構成する

KiroでMCPサーバーを設定する

今回はKiroにMCPサーバーを設定しました。設定は下記の通り。

{
  "mcpServers": {
    "aws-mcp": {
      "command": "uvx",
      "timeout": 100000,
      "transport": "stdio",
      "args": [
        "mcp-proxy-for-aws@latest",
        "https://aws-mcp.us-east-1.api.aws/mcp",
        "--metadata",
        "AWS_REGION=us-west-2",
      ]
    }
  }
}

事前にuvのインストールが必要です。
また、AWS_REGIONは任意のリージョンを設定し、MCPの実行にはクレデンシャルが必要なので、必要に応じてprofileなどを設定します。

ドキュメントにはAmplifyBackendDeployFullAccessがあれば十分なアクセス権があると記載されています。

導入ガイドを使ってみる

AWS MCPサーバーで利用できるAmplifyのガイド付きワークフローについて質問します。

guido.png

3つのガイドが提供されていることを確認できます。すごい。

それぞれのワークフローについてのプロンプト例はドキュメントに記載があります。

アプリを実装してみる

ドキュメントにはTodoアプリを開発をガイドしてもらう例があるので試してみます。

todo-kiro.png

Sandboxの構築と開発者サーバーも立ち上げてもらいます。

kiro-done.png

30分ぐらい待っていると作業が終わりました。

完成したアプリ

React + Viteでシンプルなタスク管理アプリが完成しまいた。もちろんCognitoでの認証認可、DynamoDBでのCRADまで実装済みです。素晴らしい。

todoapp.png

まとめ

少し前までAmplifyとAI開発はAmplifyの情報不足で苦労する側面もありましたが、AWS MCP Serverの登場によってシンプルに実装できることが確認できました。AIが自走して解決してくる問題も多く、Amplify Gen2の知見が足りなくても、良い開発者体験を得られていると思います。
Kiroとともに実務に転用していきたいと思います。

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