2025年5月31日をもって、LiveShellのDashboardが廃止となりました。
今後は、ローカル管理画面(LiveShell Studio)か有償のLiveShell Remoteでの利用となるので、すでにLiveShellを利用している方で、Dashboardを多用されていた方はお困りになっているのではないでしょうか。
しかもローカル管理画面は暗号化されていないWebページであり、BASIC認証やIDやパスワードもないため、LiveShellのローカル管理画面をインターネットにポートフォワードで公開するのも大変危険です。
当社もLiveShellを様々はシーンで活用していたので非常に困りましたが、当社ではセキュアリモートアクセスサービスのKUROKO Connectを提供していますので、KUROKO ConnectでLiveShellのローカル管理画面を安全にリモート接続させてみました。
※KUROKO AppsはLiveShellにインストールできないため、LiveShellを操作できる端末やサーバーの用意があることを前提としています。
KUROKO Appsのインストールについては別記事で紹介していますので、そちらを参照してください。
VPS - ConoHaのLinuxサーバーに安全にSSH接続してみた
1. 接続イメージ
接続イメージは下図のとおりです。
ファイアウォールでインターネットに対して穴あけることなく、KUROKO Connectを使って安全にLiveShell ローカル管理画面にアクセスをさせます。
2. LiveShellローカル画面をリモート接続できるようにKUROKO Connectを設定する
KUROKO Connectにログインします。
メニュー>管理>Apps>Apps一覧
から、該当Appsを選択して、接続先一覧をクリックします。
LiveShellのIPアドレスと、管理画面のプロトコル「HTTP」、ポート番号「80」番を登録します。
3. LiveShellのローカル管理画面にアクセスしてみる
KUROKO Connectにログイン後、接続操作時に
先ほど作成したLiveShellの管理画面を接続先に指定します。
接続を押すと、接続用URLが生成されます。
HTTPSの暗号化された通信になっていることが確認できます。
URLをクリックすると、ローカル管理画面にリモートでアクセスできていることが確認できます。
HTTPプロトコルかつ、認証がないLiveShellのローカル管理画面をインターネットに公開することなく安全にリモート操作することができました。
LiveShellに接続できる端末やサーバーがある際は、KUROKO Connectを活用いただければLiveShellをリモート操作できるだけでなく他の機器もリモート操作できるようになります。また、機器の死活監視も可能であるため、LiveShellのTCP監視やICMP監視で稼働状況確認も合わせて行うことができます。
この機会にKUROKO Connectのご利用をぜひご検討ください。