2026年に入ってから、「Vibe Coding」という言葉を見かける機会が一気に増えました。
Claude Code、Cursor、Gemini CLI、Codex CLIなどの登場によって、「AIにコードを書かせる」こと自体は珍しくなくなりました。
その中でよく聞くのが、
「もう人間はコードを書かなくていい」
という極端な意見です。
実際のところ、本当にそうなのでしょうか。
ここ数週間、仕事でも個人開発でもVibe Codingを取り入れてみたので、率直に感じたことを書いてみます。
Vibe Codingとは?
ざっくり言えば、
「細かいコードを書くより、AIに方向性を伝えて開発を進めるスタイル」
です。
例えば、
問い合わせフォームを作って
レスポンシブ対応して
バリデーションも付けて
デザインはTailwindで
こんな指示だけで、一通りのコードが返ってきます。
良かったこと
開発速度が圧倒的に速い
これが一番大きいです。
HTML
CSS
JavaScript
API
SQL
全部まとめて書いてくれます。
特に「ゼロから作る時間」が激減しました。
調べる時間が減る
以前なら
Stack Overflow
GitHub
公式ドキュメント
を行き来していました。
今はAIに
「公式ドキュメントベースで書いて」
と言うだけでかなり解決します。
リファクタリングが楽
「もっと読みやすく」
「TypeScript化して」
「関数を分割して」
こういった作業はAIが得意です。
デメリット
100%信用すると危険
これは何度もありました。
一見正しそうでも、
存在しないAPI
古い書き方
ライブラリのバージョン違い
などは普通にあります。
プロジェクトが大きくなるほど難しい
数百ファイルになると、
AIは全体像を見失うことがあります。
結局、
「人間が設計する」
ことはまだ必要です。
デバッグ能力は必須
エラーが出た時に
AIへ丸投げでは解決できません。
原因を切り分けられる人ほど、
AIを使いこなせます。
結局どうなの?
個人的には
「コードを書く仕事」は減る
と思っています。
その代わり、
設計
要件定義
レビュー
品質管理
こういった部分の重要性はむしろ上がっています。
AIが速くコードを書けても、
「何を作るか」
までは決めてくれません。
これから必要になるスキル
2026年以降は
AIへ適切に指示する力
設計力
デバッグ力
技術選定
レビュー力
この5つがより重要になると感じています。
コードを書くこと自体よりも、
「AIをどう使って開発を進めるか」
が開発者の価値になっていくのではないでしょうか。
まとめ
Vibe Codingは流行ではなく、開発スタイルの変化だと思います。
ただし、
「AIに全部任せればOK」
ではありません。
AIを活用しながら、人が設計・判断・品質管理を行う。
少なくとも現時点では、このバランスが最も現実的だと感じています。
