この記事でわかること
▪️ 2.4GHz帯と5GHz帯のWi-Fiの違い・特徴
▪️ 無線LANの主な規格(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)の概要
▪️ 各規格の通信速度と使われる周波数帯のまとめ
この記事を書いた理由
▪️CCNA取得の勉強を2025年3月から始めた超初心者です。
▪️勉強したことのアウトプット&復習用としてまとめました。
まず「Wi-Fiの周波数帯」って?
▪️Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯という「電波の通り道」があります。
▪️それぞれに特徴があり、どちらを使うかで速度や安定性が変わります。
▫️2.4GHz帯:壁越しや障害物に強い。家電とも干渉しやすいです。
▫️5GHz帯:通信が速い。部屋の中や障害物が少ない場所におすすめです。
無線LANの主な規格(IEEE 802.11シリーズ)
▪️IEEEはWi-Fiのルールを決めている世界的な技術者団体です。
▪️各規格ごとに使う周波数帯や最大通信速度が違います。
※補足_IEEE
アイ・トリプル・イー
Institute of Electrical and Electronic Engineers
Wi-Fi規格ごとの特徴
▪️IEEE 802.11b:昔のWi-Fi。速度は遅いけど多くの機器が対応できます。
▪️IEEE 802.11a/g:最大54Mbps。同じ速度でもaは5GHz、gは2.4GHz。
▪️IEEE 802.11n:今もよく使われる。どちらの帯域にも対応&最大800Mbps。
▪️IEEE 802.11ac:さらに速い!5GHz専用。動画もサクサクです。
ポイントまとめ
▪️2.4GHz帯と5GHz帯はWi-Fiのメイン周波数帯です。
▪️2.4GHzは壁に強いけど混雑しやすい、5GHzは速いけど障害物に弱いです。
▪️周波数によって通信速度や届きやすさが違います。
▪️IEEE 802.11シリーズで、使う帯域や速度が決まっています。
無線LAN規格 練習問題(全5問)
2.4GHz帯の特徴として正しいものを2つ選んでください。
A. 通信速度が速い
B. 障害物に強い
C. 非重複チャネルが多い
D. 家電製品と周波数を共有している
Q2. 最大通信速度が54Mbpsの無線LAN規格はどれでしょうか?(2つ選択)
A. IEEE 802.11b
B. IEEE 802.11a
C. IEEE 802.11g
D. IEEE 802.11ac
Q3. Wi-Fiで主に使われている周波数帯を2つ選んでください。
A. 1GHz
B. 2.4GHz
C. 3.5GHz
D. 5GHz
Q4. IEEE 802.11nの特徴で正しいものはでしょうか?
A. 2.4GHz専用
B. 5GHz専用
C. 2.4GHz/5GHzどちらも使える
D. 速度は11Mbpsまで
Q5. IEEE 802.11acの主なメリットはでしょうか?
A. 2.4GHz帯も使える
B. 最大通信速度が非常に速い
C. どの機器でも必ず対応している
D. 家電製品との干渉が多い
解答と解説
Q1. B, D
Q2. B, C
Q3. B, D
Q4. C
Q5. B

