はじめに
プログラミングを学んで、for文やif文の使い方はマスターし、
Webアプリケーションも作ろうとした時、こんな経験はありませんか?
「このバグ、3時間も格闘してるけど原因がわからない...」
「ドラッグ&ドロップ機能を実装したいけど、どこから手をつければ...」
2025年8月6日、そんな悩みに新たな解決策が登場しました。
Claude Opus 4.1という「AIプログラミングアシスタント」です。
Claude Opus 4.1とは何か
「対話するだけでコードが生まれる」仕組み
人間の言葉を理解してプログラムを書いてくれる大規模言語モデルです。
これは何十億もの文章やコードを学習した「超巨大な辞書」のようなもので、
あなたの質問や要望を理解し、適切なコードを生成します。
例、以下の様な指示を伝えるだけで、
Trelloのスタイルのカンバンボードを作成してください。
カードのドラッグ&ドロップ、リアルタイム更新、ラベル、期限設定、
フィルタリング機能を実装してください。
以下の様な機能を持つアプリケーションを数分で作成できます。
- カードのドラッグ&ドロップ機能
- リアルタイムでの画面更新
- ラベルや期限の設定機能
- フィルタリング機能
前バージョンからの進化
Claude Opus 4.0から4.1への更新は「マイナーアップデート」と呼ばれていまして、
ソフトウェア開発能力が2ポイント向上しています。
この「2ポイント」は小さい進化ですが、性能は着実に上がっています。
具体的に何が良くなったのか
デバッグ作業の精度向上
楽天グループの開発チームが実際に使用した結果、日常的なバグ修正作業で高い精度を発揮しました。更に同社のチームは日常的なデバッグ作業においてこの精度を高く評価しています。
料金
Claude Opus 4.1は、Claude Opus 4と同じ価格で利用可能です。
Web版(Claude.ai)を使う場合
- 月額17ドル(約3,000円)のProプランで利用可能です。
- 使用量制限はありますが、個人の学習用途なら十分です。
※補足:Claude.aiには無料プランもあります。
まずは無料で試してから有料プランを使用するのをおすすめします。
API経由で使う場合
- 入力:100万トークンあたり15ドル(日本語で約50万文字相当)
- 出力:100万トークンあたり75ドル
※補足:「MTok」(Mega Token = 100万トークン)あたりの料金表示です。
Claude AI の使い方
1. アカウント作成
- Claudeの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。
- メールアドレスまたはGoogleアカウントで登録できます。
- 登録には、メールアドレスや電話番号の認証が必要な場合があります。
2. ログイン
- アカウント作成後、公式サイトにログインします。
3. チャット画面
- ログイン後、チャット画面が表示されます。
- 画面中央の入力欄に、質問や指示 (プロンプト) を入力します。
- 「↑」ボタンをクリックすると、Claude が回答を返します。
おまけ
※別記事に記載しておりますので、そちらをご覧下さい。
今後の展望と競争の激化
Anthropic社は「今後数週間でさらなる大規模改良」を予告しています。
これはOpenAI社のGPT-5リリースを意識した動きと考えられ、
AI開発支援ツールの競争は熱くなるばかりです。
まとめ
Claude Opus 4.1は強力なツールですが、あくまでも人間の作業補助で使用する事が大前提です。作業をClaude Opus 4.1を任せた場合、作業処理又は理解する力が衰えていく可能性が有ります。
更にAIは一切使用禁止の職場も有り、その場合に困るのはあなた自身です。そうならない為にも自分が担当している分野を継続して勉強していきましょう。
参考資料



