【WSL編】Claude Codeを完全アンインストールする手順
はじめに
WSL(Windows Subsystem for Linux)経由でインストールしたClaude Codeをきれいにアンインストールしたいけど、公式ドキュメントにまとまった手順がなくて困った……という方向けの記事です。
公式ドキュメント・国内の技術記事・GitHubのIssueなどを突き合わせて、削除対象のファイルを網羅的に整理しました。
対象読者
- WSL上にClaude Codeをインストールした方(ネイティブインストーラー / npm いずれも対応)
- クリーンな状態に戻したい、または再インストール前に完全削除したい方
前提環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11 |
| WSL | WSL2(Ubuntu等) |
| インストール方法 | ネイティブインストーラー(install.sh) または npm |
Step 1:インストール方法の確認
まず、自分がどの方法でClaude Codeをインストールしたかを確認します。
# 実行ファイルの場所を確認
which claude
# npmでインストールしたか確認
npm list -g @anthropic-ai/claude-code 2>/dev/null
-
which claudeが~/.local/bin/claudeを返す → ネイティブインストーラー -
npm listに@anthropic-ai/claude-codeが表示される → npm
Step 2:本体のアンインストール
ネイティブインストーラーで入れた場合
claude uninstall
claude uninstall が機能しないバージョンがあります。
一部のバージョン(筆者環境では v2.1.104 で確認)では、claude uninstall を実行するとアンインストールされず、Claude Codeが通常起動して「uninstall」をプロンプト(質問文)として受け取ってしまいます。
この場合は Ctrl+C または /exit でClaude Codeを終了し、以下の手動削除で対応してください。
claude uninstall が使えない場合の手動削除:
# 実行ファイルの削除
rm -f ~/.local/bin/claude
npmで入れた場合
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
どちらの方法でインストールしたか分からない場合は、両方実行しても問題ありません。
Step 3:設定ファイル・認証情報・キャッシュの削除
アンインストールコマンドだけでは設定ファイルやキャッシュが残ります。以下をすべて削除してください。
# ── 設定・認証情報 ──
rm -rf ~/.claude # 認証情報(.credentials.json)を含む
rm -f ~/.claude.json # ユーザー設定
rm -f ~/.claude.json.backup # 設定のバックアップ
# ── キャッシュ ──
rm -rf ~/.cache/claude-code
rm -rf ~/.cache/claude
rm -rf ~/.cache/claude-cli-nodejs
# ── その他の設定ディレクトリ ──
rm -rf ~/.config/claude-code
# ── 実行ファイル関連(手動削除が必要な場合) ──
rm -f ~/.local/bin/claude
rm -rf ~/.local/share/claude
rm -rf ~/.local/state/claude
削除対象の一覧
| パス | 内容 |
|---|---|
~/.claude/ |
認証情報(.credentials.json)、プロジェクト設定など |
~/.claude.json |
ユーザー設定ファイル |
~/.claude.json.backup |
設定のバックアップ |
~/.cache/claude-code/ |
CLIキャッシュ |
~/.cache/claude/ |
その他キャッシュ |
~/.cache/claude-cli-nodejs/ |
Node.js関連キャッシュ |
~/.config/claude-code/ |
設定ディレクトリ(環境による) |
~/.local/bin/claude |
実行バイナリ |
~/.local/share/claude/ |
共有データ |
~/.local/state/claude/ |
CLIの状態データ |
~/.claude/.credentials.json にはアクセストークン(機密情報)が含まれています。共有PCや業務用端末では確実に削除してください。
(任意)VS Code / Cursor の拡張機能の削除
VS CodeやCursorでClaude Code拡張を使っていた場合、以下のディレクトリにも拡張機能のファイルが残ります。
# VS Code(Remote WSL用)
rm -rf ~/.vscode-server/extensions/anthropic.claude-code-*
# Cursor
rm -rf ~/.cursor-server/extensions/anthropic.claude-code-*
これらはCLI本体とは別のエディタ拡張機能です。今後もVS CodeやCursorでClaude Codeを使う可能性がある場合は残しておいても問題ありません。完全にクリーンにしたい場合のみ削除してください。
Step 4:シェル設定のクリーンアップ
インストール時に ~/.bashrc や ~/.zshrc にPATHが追加されている場合があります。
# claude関連の記述があるか確認
grep -n "claude\|\.npm-global" ~/.bashrc ~/.zshrc 2>/dev/null
該当行が見つかった場合は、エディタで開いて削除します。
nano ~/.bashrc # zshの場合は ~/.zshrc
編集後、変更を反映します。
source ~/.bashrc
Step 5:残留ファイルの最終チェック
念のため、削除漏れがないか確認します。
find ~ -name "*claude*" -maxdepth 3 2>/dev/null
出力があった場合は内容を確認し、Claude Code関連であれば削除してください。
Step 6:削除確認
claude --version
command not found と返ってくればアンインストール完了です。
(任意)Node.js / npmの削除
Claude Codeのためだけにインストールしていた場合は、あわせて削除できます。
sudo apt remove nodejs npm -y
sudo apt autoremove -y
他のプロジェクトでNode.jsを使っている場合は削除しないでください。
補足:WSLとWindows側の関係
WSLのインストールはWindows側と完全に独立しています。WSL内でアンインストールしてもWindows側には影響しません。
逆に、Windows側にもネイティブインストールしていた場合は、そちらも別途削除が必要です。
Windows側の削除対象(該当する場合のみ)
| パス | 内容 |
|---|---|
%USERPROFILE%\.local\bin\claude.exe |
実行ファイル |
%USERPROFILE%\.claude\ |
認証情報・設定 |
%USERPROFILE%\.claude.json |
ユーザー設定 |
%USERPROFILE%\.claude.json.backup |
設定バックアップ |
%USERPROFILE%\.cache\claude\ |
キャッシュ |
%USERPROFILE%\.cache\claude-cli-nodejs\ |
Node.js関連キャッシュ |
%USERPROFILE%\.local\share\claude\ |
共有データ |
%USERPROFILE%\.local\state\claude\ |
状態データ |
まとめ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| Step 1 | インストール方法の確認(which claude / npm list) |
| Step 2 | 本体アンインストール(claude uninstall or 手動削除 or npm uninstall) |
| Step 3 | 設定・認証・キャッシュの削除+エディタ拡張の削除(任意) |
| Step 4 | シェル設定のクリーンアップ(.bashrc のPATH記述) |
| Step 5 | 残留ファイルの最終チェック(find) |
| Step 6 | 削除確認(claude --version) |
公式にまとまったアンインストール手順が提供されていない現状では、上記を一通り実行すれば、インストール前のクリーンな状態に戻せるはずです。特に claude uninstall コマンドが機能しないバージョンもあるため、手動削除の手順を把握しておくと安心です。