Pycharm でリモートのUbuntu18.04に接続してTensorFlowを実行

openssh-serverをインストール

ubuntu18.04LTS SSH接続 を参考に Ubuntu 18.04 に openssh-server をインストールします。

Pycharm の設定

基本的には、SSH経由でのリモートインタープリタの設定を参考に設定します。

PIPENV_VENV_IN_PROJECT = trueと設定してある場合には、
python interpreter path には、使用したいPython環境のディレクトリ/.venv/bin/pythonを指定します。

例

/home/$USERNAME/Documents/tensorflow/.venv/bin/python

しかし、これらの設定だけでは、

ImportError: libcublsa.so.9.0: cannot open shared object file: No such file or directory

というエラーが発生してリモートでのpythonの実行が出来ません。
これは Pycharm がリモートのPATHを上手く認識できていないのが原因らしいので、Pycharm にUbuntu のCUDAやcuDNNのPATHを設定します。

1. Edit configurations ボタンをクリック。
   

2. Environment variables の右端のアイコンをクリック。

3. Ubuntuで設定してあるPATHを入力。

LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/cuda/lib64:/usr/local/cuda/extras/CUPTI/lib64
CUDA_HOME=/usr/local/cuda
PATH=$PATH:/usr/local/cuda/bin

これで、リモートでTensorFlowを実行できるようになりました。
めでたしめでたし。

参考

PyCharm won't correctly import tensorflow
TensorFlow问题：pycharm远程调试报错ImportError:libcusolver.so.9.0: cannot open shared object file