まもなくAndroid12!
最終beta版がリリースされて、いつリリースなのか推測が色々なされています。
QAエンジニアとのコミュニケーションで必要になってくる場合もあるのでチェックしておこうと思います。
今回はAPI31以上をターゲットにした時のUX変更点に関していくつかピックアップしたいと思います。
UXの変更点
ピクチャー イン ピクチャーの動作の改善
ピクチャーインピクチャーとは、Android8から導入された機能で、メイン画面でActivityを操作しながら別のActivityを画面の片隅に表示させられるというものです。
GoogleMapなどで体験したことある人多いと思います。
これに関して、いくつか動作変更が起きました。
例えば、PIPモードに入る時のジェスチャーナビゲーションは、ホームに戻るアクションを検知してからでしたが、新しくできたAPI PictureInPictureParams
によりコールバックを待たずして setPictureInPictureParams
を呼び出せるようになりました。
かなりスムーズな遷移が出来そうです。
カスタム通知
基本的にバージョンごとのレイアウト互換性を保つためにテンプレートが用意されていますが、ユーザーの細かいニーズに応えるためにカスタム通知が許容されていました。
しかし、やはり互換性は保てなくなる状況が出てきてしまうので、それに対する改善が行われました。
そこで、中身のコンテンツ部分だけカスタムできるようにして、外観や動作をシステムが用意しているテンプレートで一貫させました。
終わりに
色々あるので、全部書くのはやめときました。
それとディープリンクとアプリリンクの違いとアプリリンクの検証が何をするのか良く分からなかったので飛ばしました。
他の変更点は、開発していて意図しない挙動が見られたらその都度確認するのが良さそうです。
参考