TL;DR
- 目的は「ニュースを定期的に見る習慣をつけること」
-
手軽さと習慣化を重視。
- 手軽さは、GAS(コピペOK)とChatGPTにニュースを噛み砕いてもらうことで実現。
- 習慣化は、毎日メールを送ることで実現。
- GAS+Gmail+ChatGPT(Web)の構成。
- 結果、ニュースを見るのが習慣になった!
経緯
普段、ニュースを見る習慣がなく困ってました。
特に、政治・経済は小難しくて、とっつきにくいんですよね。
最近、
A:「いや〜、最近の物価がどうこう」
B:「XX首相がどうのこうのだからじゃない?」
A:「そうだね」
私:(え、XX首相になったの...?いつから?)
という会話があり、流石にニュース知らなすぎてヤバい(汗) と思い
改善に踏み出しました。
ところで、ニュースをChatGPTにWeb検索してもらって、まとめてもらったことはありますか?
めちゃめちゃ、便利だなと思って。
これを「定期的に」「簡単に」使う仕組みがあれば、ニュースを見る習慣をつけられるのではと思い、やってみました。
手順
GASの新規プロジェクト(スタンドアロン型)を作る
GASの新規プロジェクト(スタンドアロン型)を作ります。
手順は下記となります。
GASコードをコピペする
下記のgas.jsのコードを丸々コード.gsにコピペします。
GASの新規プロジェクトの図:
GASを保存
保存ボタンからコードを保存します。
送信先メールアドレスを設定
左端のサイドバーから、プロジェクトの設定に移動します。
一番下までスクロールするとスクリプトプロパティ、とあるので、
「スクリプトプロパティを追加」を押します。
下記のようにプロパティはMAIL_TOで、送信先のメールアドレスを設定してください。
トリガーを設定する
左端のサイドバーから、トリガーの設定に移動します。
実行する関数は「sendMail」で、トリガーを任意の時刻に設定します。
詳しい設定は以下:
権限許可が求められるので許可します:
「Go to 無題のプロジェクト(unsafe)」をクリックします:
以上で完了です。
完成像
✅ 完成すると、このようなメールが届きます。
✅ ボタンクリックするだけで、ChatGPTのWebサイトが開きます!
- プロンプトの入力も自動でされます!
-
モバイルでアプリをダウンロードしていれば、アプリに飛びます!
(※設定で変更されている場合は、別のアプリで開く)
結構シンプルですが、いい感じだと思いませんか。
実際に使ってみて
1週間ほど使ってみていますが、結構いいです!
毎日AM5時頃に届くように設定して、寝ぼけまなこで調べものをする感じですが
- ChatGPTの説明がわかりやすい
- わからないところはチャットで適宜質問できる
- 無駄な情報に触れるのを避けて、気になる情報だけにアクセスできて効率的
- 完全無料
というところが気に入ってます。
今後も長期的に使いつつ、改善していく予定です。
反省・感想
最低限の機能の実現を最優先するべき
ツール開発にあたり、自分でGASやTypeScriptなどのコードを0から書きはじめたのですが、
数日かかっても実装が終わらず、普通に挫折しました。
その後、やる気が回復した際、ミニマムに作成してみようと思い1、
Zapier(ノーコードでワークフローを作成するツール)で最低限の機能を実現しました。
そうすれば、より早く機能改善などの改善サイクルを回し始めることができました。
最終的にGASを使う方法に置き換えましたが、
MVP開発のような最低限の機能の実現を最優先するのは大事だと改めて痛感しました。
ChatGPT APIは使わないのか?
ChatGPTのAPIを使う形だと、メールに直接結果を入れることができますが、
- 無料ではなくなる。従量制のAPI料金がかかる。
- 公式で提供しているチャットのUIが(調べた限り)使えず、追加のメッセージが送りにくい。
という2点から、現状のやり方が目的に一番合ってると考えました。
その他、機能追加など
今後の機能追加としては、
「読了」ボタンを追加して継続日数を記録するようなストリーク機能があると、習慣化に役立ちそうだと思いました。
まとめ
最近は「調べものはAIで」みたいな風潮も生まれており、
そういった新しい技術を実際の生活に活かすことができて嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!









