はじめに
こんにちは!ヨシカワです。2025年11月13日に開催されたFlutterKaigi 2025に参加してきました。
この記事ではFlutterKaigi 2025で個人的に印象に残ったセッションを簡潔にまとめていきます。写真を撮り忘れていたため少々味気ない記事ですがご容赦いただけますと幸いです🙏

↑セッション会場の写真です
FlutterKaigiとは
本題へ入る前にFlutterKaigiとはどういうものなのかをFlutterKaigi 2023の公式HPから引用します。
日本国内でFlutterをメインに扱う技術カンファレンス。
FlutterやDartの深い知見を持つ開発者によるセッションを多数企画します。
セッション
セッションの細かい内容はFlutterKaigi公式Youtubeチャンネルにアップロードされています。
The Flutter Effect
登壇者の方がプログラミングの世界に入っていき、Flutterと出会うことで人生がどのように変わっていったかをお話しされていました。
Flutterの技術者コミュニティに出会うことで、他技術者と情報交換ができることに楽しみを見出し、MeetUpやカンファレンスでの登壇やコミュニティへの貢献・活躍を重ね、GDE(Google Developer Expert)になることができたようです。
登壇や貢献などのアウトプットが自身の知識や価値を向上させることに気付かされましたね。
ちなみに、小さな出来事が予測不可能な大きな変化をもたらす バタフライ・エフェクト(バタフライ効果) と、ドイツ語で羽をバタバタさせるオノマトペである Flutter を組み合わせてFlutter Effectというタイトルにされたようです。蝶という共通点があってユニークなタイトルですね☺️
Flutter DevToolsで発見!本番アプリのパフォーマンス問題と改善の実践
登壇者の方が、実際のプロダクト開発での事例をもとに本番環境で発生したパフォーマンス問題を紹介されていました。Flutter DevToolsのどの機能を使い、どのように解決していったのかを解説されていました。
私自身、Flutter DevToolsは主にWidget Inspectorしか使ったことがないのですが、UIのJank(カクつき)が発生していないか見ることができるPerformance View、サイズの大きい画像の色を変えてわかりやすくしてくれるHighlight Oversized Imageなどまだまだ知らないパフォーマンス計測関連の機能を知ることができました。
このようなパフォーマンス計測がきちんと行われていれば、ユーザーへの体験をより良くできそうだと感じたので今後積極的に取り入れてみたいですね💪
ノリと勢いでFlutter専門サークルを創設したら3年目に突入した話
こちらはLTセッションです。
登壇者の方がサークルを創設した経緯、なぜFlutterを専門にしたのか、Flutterで苦労したことをお話しされていました。
登壇者の方は大学入ってすぐにFlutterを使って開発をしていましたが挫折...。しかし、その年の春に知人と思いつきでサークルを立ち上げてみたところ、会員数が60名を超え3年目に突入したそうです。運営引き継ぎもしっかり行なっていて熱量を感じられてすごい...と思いました🔥
Flutter専門にした理由として、Flutterが低すぎず、高すぎない習得難易度であることや1つの技術に絞ることで入門者のサポートをしやすくする意図があったようです。
ただ、Flutterは環境構築が面倒だったり、大学の貸与PCでは重すぎて落ちてしまうという問題が発生したらしく、大学生だった自分も直面したことのある問題だったのですごく共感できました🙂
顧客価値を実現するFlutter:KPI・SLOから考えるキャリア支援アプリのUIUX設計
登壇者の方が実際のプロダクト開発を通して、ユーザーに自分たちが提供したい価値を実現するためにFlutterで何を取り組んだかをざっくりな流れとして
- 顧客価値の定義(何を届けたいか)
- ユーザー体験設計(ユーザーがどう体験してくれるか)
- 重要指標の決定(その体験が届けられているかを計測するものを決定)
- Flutterの活用(どういう設計パターンを使うか、どの技術を使うか)
の順でお話しされていました。
TTIや、体感レイテンシなどユーザー体験をよくするために必要な指標があることを知りました。この辺りの知識が浅く、初めて聞く単語がたくさんでてきたので自分はまだまだだなと思いました...💦
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました♪
FlutterKaigi2025、今回も有益なお話しがたくさん聞けました!会場も大きくて田舎者の私はびっくりです😆
最近は個人開発がサボり気味でしたが、今回学んだ内容を復習してみたり、また新たなアイデアを探して手を動かしてみたいと思えるような内容でした!
というわけで、FlutterKaigi2025もありがとうございました〜!いい加減1つくらいプロポーザルを出してみたいですけど、まずはカンファレンスレベルの規模じゃなくてMeetUpレベルだったら踏み出しやすいかな?と思ったヨシカワでした!
