Qiitaのアドベントカレンダーに参加したいと思いつつ早何年、女性エンジニア向けのアドベントカレンダーがあると知り、今回初めて参加表明させていただきました。ちょっと何を書こうかワクワクしています。
エンジニアになって40年、還暦も過ぎましたが、まだまだ現役でエンジニアをしています。
若宮正子さんのように、80代になってもプログラマをしていたいと思っています。
さて、長い間にはいろいろありました。
なぜエンジニア(プログラマ)になろうとしたか
当時はまだプログラマがとても珍しい職業でしたが、「将来性あり」と「在宅でも仕事ができる」という謳い文句をどこかで聞き齧り、「これだっ」とばかりに飛びついたのでございます。
しかしながら地方在住、親からは「家を出るな」と言われていたので、地元の製造業の情報処理部門がスタートでした。
それでもUnixやperl、informixなどを使えていたのはラッキーだったのかもしれません。
子育てとプログラマ
やがて結婚し、子供が産まれると同時に仕事と子育ての両立が難しくなり、泣く泣く退職。
それでも合間を見てはHTML+CSSなどをいじったりしていました。
ちなみにこの時に生まれた長男は現在、やはりエンジニアをしています。
子育て期間中は状況に合わせてパートや派遣など、働き方を変えつつもずっと職種はITエンジニアでした。
VBやVB.netで製造業向けのWindowsアプリケーションをひたすら作っていました。
もちろん、子育てしながら仕事と勉強で大変でしたが、それ以上に楽しい!
現場の方の「便利になった」の一言がとても嬉しく、やりがいを感じていました。
フリーランスエンジニア
子育てが一旦落ち着いた頃、なんと今度は双子妊娠がわかり、派遣で続けてきた仕事を退職。
今度こそ復帰できなそう...と思ったのですが、双子が1歳になる頃、派遣先の上司から「フリーランスで仕事を請けてみないか」と夢のようなお言葉をいただきました。
この時に派遣先の上司に背中を押してもらえなかったら、今の私はなかったかもしれません。
とても感謝しています。
双子育児とフリーランスエンジニアの仕事の両立は前にも増して大変...
午前中に外遊びを目一杯させて、午後のお昼寝の時間と子供達が寝静まってからが勝負です。
それから18年、フリーランスエンジニアとして、派遣でお世話になった会社だけでなく、いろいろな会社の開発の仕事を請けさせていただきました。
その間にPHPやLaravel、Pythonなどを教材や書籍で学びつつWeb系にシフトし、現在はまた会社員としてエンジニアをやっています。フルリモートで働けていることに感謝しかありません。
最後に
今までを振り返ってみると、エンジニアの仕事をずっと続けてこれたのはこれかなぁと思うものを挙げてみます。
- 地道にコツコツと勉強
- あきらめない(あきらめたらもったいない)
- とにかく楽しむ
子育て中の女性エンジニアの皆さん、すべての女性エンジニアの皆さんに大きなエールを贈ります。