kmyacc を独立させました（Fork 後）

kmyacc

前回 fork しました、と報告した kmyacc ですが、オリジナルは10年程度メンテされていなさそうだったので、何かあった場合に自分でメンテできるようにするために独立したリポジトリに変更しました。

• https://github.com/Kray-G/kmyacc
  • kmyacc 本体のライセンスはオリジナルと同様に GPL 2.0 です。
  • ただし、kmyacc で出力したパーサー・ファイルの利用は自由（Public Domain）です。
    • これもオリジナル同様。

リリース

リリースしておきました。ビルド済 Windows 用の実行ファイルを zip でアップロードしてあります。

• v4.1.4+update.1
  • https://github.com/Kray-G/kmyacc/releases

修正

新たに以下の修正を実施。

• Windows では kmyacc.exe と同じフォルダにあるベース・ファイルを使用するように修正。

適用

「見た目は JavaScript、頭脳(中身)は Ruby、（安定感は AC/DC）」 でお届けしているスクリプト言語 Kinx。

こちらに適用。というか、適用しなくても正しく動作するようにしてあるので特に適用する必要はなかったのだが、テストの意味も込めて適用。

おわりに

kmyacc 自体の完成度が高いのであえてメンテを考慮する必要はないかもしれませんが、何かあったときに自分で色々できると助かるケースもあるかと。

また、kmyacc は本当に優れているので、これを使った構文解析のやり方みたいな学習にも使えると思う。ぜひ使ってみてください。機会があればちょっとしたサンプルと解説なども紹介していけるかもしれません。