当然のように「パッケージ」とか「依存関係」って言葉出てくる
こんにちは、難しい言葉はそっとしておきたい2年目エンジニアです。
「パッケージ」とか「依存関係」って言葉、よく聞くけど正直よくわからない...🤔 そんな風に感じている初心者エンジニアの方は多いのではないでしょうか。
私もなんとなく「こんなものだろう」程度で理解していたのですが、最近はそうもいかなくなってきたので自分用に記録として残しておきます。
同じ悩みを感じた初心者エンジニアにも届くと幸いです。
1.「パッケージ」とは?📦
プログラミングにおける パッケージ(Package) とは、一言でいうと 「便利な機能の詰め合わせ」 のようなものです。
自分でゼロからすべてのコードを書くのは大変です。例えば、「日付の計算をしたい」「QRコードを生成したい」といった機能が必要になったとします。
このとき、誰かがすでに作ってくれたこれらの機能(モジュール)を再利用できるようにひとまとめにしたものが「パッケージ」です。
2.「依存関係」とは?🔗
次に、パッケージを使う上で必ずセットで出てくるのが 依存関係(Dependency) です。
依存関係は「助け合いの関係」
あるパッケージAを使いたいとき、実はそのパッケージAが動くために、別のパッケージBの機能が必要になることがあります。このとき、 「パッケージAはパッケージBに依存している」 と言います。
3. パッケージマネージャーの役割🛠️
「パッケージも依存関係もたくさんあって管理が大変そう...」と感じますよね。そこで登場するのがパッケージマネージャーです。
🤖 パッケージマネージャーは「完璧な秘書」
パッケージマネージャーは、一言で言うと、「必要な機能を自動で探し、インストールし、管理するツール」です。より具体的に、その最も重要な役割を強調すると、 「ソフトウェアの依存関係を解決してくれる秘書」 とも言えます。
言語/環境 パッケージマネージャ コマンド例
javascript [npm/Yarn] npm install <パッケージ名>
python [ pip ] pip install <パッケージ名>
🔒 ロックファイル(lock.json)の重要性
パッケージマネージャーがインストールを終えると、package-lock.jsonといった「ロックファイル」が作成されます。これは、プロジェクトで使われたすべてのパッケージ(依存関係含む)のバージョンを厳密に記録した設計図です。このファイルがあるおかげで、チームメンバー全員が全く同じバージョンのパッケージ構成を再現できるようになります。「私のPCでは動いたのに...」というエラーを防ぐことができるみたい🧐
まとめ
- パッケージ : 便利な機能の詰め合わせ、自分で書かずに済む。
- 依存関係 : パッケージ間の助け合いの関係、すべて満たさないと動かない。
- パッケージマネージャー : 依存関係を解決する秘書、インストールを自動化するツール。
- ロックファイル : 厳密なバージョンの記録、環境の再現性を守る「設計図」。
これらの基本をしっかり理解して、効率的な開発生活を今後送りたいものです。
この記事が、これからweb開発に挑戦する方や、普段の業務でちょっと息抜きしたいエンジニアの皆さんの参考になれば幸いです。