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SORACOM BeamによるGCPとのMQTT通信のプラットフォームバージョン「201912」対応についての覚書

Last updated at Posted at 2021-05-21

記事の概要

SORACOM Beamのプラットフォームバージョン「201912」へ対応するために、MQTTバージョンを3.1.1 に設定する方法を紹介します

背景

EC21-JとSORACOM IoT SIMによりGoogle IoT CoreでMQTT接続を行うまでの全過程の記録においてSORACOM Beamというサービスを用いて、セキュリティの面倒な設定なしでも安全にデータの送受信ができることを紹介しました。

そのSORACOM Beamではプラットフォームバージョン「201912」が推奨されており、旧バージョン「201509」は2021年11月でサポート終了します。

以前の記事では「201509」を使用していたので「201912」に変更したところ、MQTTのPublishができなくなってしまいました。
SORACOMのサポートに問い合わせたところ、MQTTバージョンを3.1.1 に設定しないといけないことを教えていただきました

MQTTバージョン3.1.1設定方法

AT+QMTCFG=“version”,<client_idx>[,<vsn>]

MQTTのプロトコルバージョンを設定します。
今回は<client_idx>を0に、<vsn>を4に設定します。

AT+QMTCFG="VERSION",0,4

設定順序

Soracom Beamに接続する前に、MQTTバージョンを変更します。

AT+QMTCFG="VERSION",0,4
AT+QMTOPEN=0,"beam.soracom.io",1883

この設定によりプラットフォームバージョン「201912」でもMQTT通信可能になりました

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