XCode10.3にXVim2をロードした

XCodeにVimのプラグイン（XVim2）を入れようとしたのですが，Eclipseと違ってややこしかったです．

想定する読者

XCodeに初めてXVim2を入れようとしている方．

環境

• macOS Mojave 10.14.6
• Xcode 10.3

※ XCode 8 かそれ以前のバージョンの方はXVimを使用してください．

手順

1. XCodeのコード署名を作成する

Githubの公式ページはこちらです．

1. XCodeを終了する．
2. キーチェーンアクセスのアプリを起動する．
3. メニューバーの「キーチェーンアクセス」>「証明書アシスタント」>「証明書を作成...」を選択．

4. 証明書を作成する．

   4-1. 「名前:」にわかりやすい名前を設定（例: XCodeSigner）．
   4-2. 「固有名のタイプ:」に"自己署名ルート"を選択．
   4-3. 「証明書のタイプ:」に"コード署名"を選択．
   4-4. 右下の「作成」を押す．

5. ターミナルを開いて以下のコマンドを実行する．

$ sudo codesign -f -s <証明書の名前> <XCodeのパス>
// 例
$ sudo codesign -f -s XcodeSigner /Applications/Xcode.app

2. XVim2をビルドする

リポジトリをクローンします．

$ git clone https://github.com/XVimProject/XVim2.git

xcode-select でデベロッパディレクトリを指定します．

// 確認したいだけなら -p
$ xcode-select -s
/Applications/Xcode.app/Contents/Developer

正しいタグにチェックアウトします．
インストールされているXCodeのバージョンに合わせます．

$ git checkout xcode10.3

ビルドします．

$ cd XVim2
$ make

3. XCodeを起動する

1. 起動済みであれば，完全に終了させて再度起動します．
2. ポップアップが出るので，「Load bundle」を選択します．

メニューバー >「Edit」>「XVim」が表示されれば完了です！

参考

Xcode10.2 で XVimを使う方法