こちらの記事は、RPA Advent Calendar 2025の12/2分の記事になります。
本記事は、技術的な要素は一切ありません💦
家にあるWinActor本を読み返しながら、あの時こーだったなどなど、振り返ってみたいと思います。
RPAホワイトカラー革命
- 発売:2019年3月25日
- 出版:日本経済新聞出版社
- 監修:NTTデータ
- 価格:1600円
2019年発売の本なので、ちょうどRPA全盛期ですかね。私も、このころが一番RPAを触っていた時代です(ちょうどWinActorからUiPthに切り替えが終わったころ?)。
WinActorに関して言えば、導入社数がまだ2900社ですので、現状の半分にも満たない状態。ここから、ぐんぐんと導入社数が伸びてくるわけですね。
また、AI+RPAに触れた記事が多いこと。IPA(Intelligent Process Automation)なんて言葉も出てましたが、現代に置き換えればAIエージェントに置き換わりそう。まぁ、当時のAIは今のLLMというよりは、専門型の特化したモデルを指して、推論・分類・判定をさせることを前提としてるので、そーいう意味ではAIエージェントとIPAは若干違うものかもしれないですね。
IPA ... 何らかの仕組みに特化したプロセスの自動化(スコープが狭い)
AIエージェント ... 自ら考え、動き、成果を届けるデジタルパートナー(スコープが広い)
日常業務をRPAで楽しく自動化 WinActor実践ガイド
- 発売:2019年9月25日
- 出版:インプレス
- 監修:NTTデータ
- 価格:1850円
先ほどの本も2019年でしたね。RPA全盛期のころなので、WinActor本もたくさん出版されてました🙌
WinActorのバージョンとしては、ver6の頃になりますね。
こちらの本は、日常の事務作業を自動化するための “実践ガイド” になります。
WinActorの基本、仕組みから始まり、シナリオの作成方法や実例ベースで「メール受信 → データ入力」「Webアプリ → Excel転記」などの自動化パターンまで、段階的にフルカラーで丁寧に書かれているため、WinActor入門者にもってこいの本でしたね。
また、本書は「よく使うライブラリ」のリファレンスとしても機能していて、日常ある“繰り返し処理”を自動化したい人が、必要な機能をすぐ取り出せるようになっています。
特に、Webブラウザ操作やメールの受信処理、Excel/IE/メール/Webといった「複数ツール間でデータをやりとりする業務」に強く、実務で使いやすいように書かれています。
WinActor業務自動化最強レシピ
- 発売:2021年9月15日
- 出版:翔泳社
- 著者:株式会社完全自動化研究所/小佐井 宏之
- 価格:3200円
2020年を飛ばして、2021年の本となりました。このころは、WinActor ver7.2の頃ですね。
私はと言えば、前職に嫌気がさして転職を決意(笑
RPAのセールスエンジニアとして大手通信キヤリアの法人営業部門に配属されたのですが……ちょっと道がズレて?、企画部門のようなことをしてました(現在進行中)。RPAからは、ちょっと離れた時期ですかね。
先ほどの本がサンプル+リファレンス本とすれば、こちらはよくある業務ごとにどのようにシナリオを組むのか、と言った実践編的な内容になっています。
ver7.2なのでWinActorの最新版にはなっていませんが、多くの掲載してあるシナリオは、そのまま最新版でも使えるシナリオですので、「WinActorの使い方はわかった。次は実践!」と思われてる方は、是非手に取ってもらいたいところです。
自分の横においておくと、いざという時のヒントになる本です。
徹底解説 RPAツール WinActor 導入・応用 完全ガイド
- 発売:2021年3月18日
- 出版:株式会社 秀和システム
- 監修:NTTアドバンステクノロジ株式会社(監修)、SBモバイルサービス株式会社(執筆)
- 価格:3600円(税込)
こちらも2021年の本で、WinActor7.2に対応している書籍になります。
こちらは、WinActorの基本から、シナリオの開発規約、Web操作、Excel操作、例外処理、運用・保守まで、幅広い機能と運用の側面を一冊で体系的に網羅している解説書です。初心者〜級者まで対応可能な内容となっております。
自分がRPA技術者検定アソシエイトを受験した際に、もっとも読んだ本ですね。
ver7.2対応となっていますが、最新版はver7.5に対応している書籍も出ていますので、今となってはver7.2を選定する理由はないですねー。



