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SQSメッセージ数に応じてSpotFleetでインスタンスをAutoScalingする。

Last updated at Posted at 2020-01-25

SQSメッセージの数に応じてスポットインスタンス数を調整したい。

SQSの作成

SQSキューの作成

$ aws sqs create-queue --queue-name YOUR_QUEUE_NAME
{
    "QueueUrl": "https://ap-northeast-1.queue.amazonaws.com/xxxxxxxxxxxx/YOUR_QUEUE_NAME"
}

CloudWatchAlarmの設定

CloudWatchコンソールからApproximateNumberOfMessagesVisibleメトリクスを選択。
アラームの閾値は0以上として設定し、メトリクス名をつけて作成。(YOUR_METRICS_NAMEとする。)

※ アラームの閾値はいくつで設定しても良いが、ここで設定した数値以下の値をAutoScalingのスケーリングポリシーで取得することはできない。

SpotFleetの設定

リクエストの作成

EC2コンソールのナビゲーションペインから「スポットリクエスト」を選択し、[スポットインスタンスのリクエスト]を選択。
image.png

※上記のリクエスト画面は最新版ではない。
※最新版では「ターゲット容量を維持する」にチェックを入れた上で合計ターゲット容量を0に設定する。(そうでないと0を設定できない。)

追加設定から「EBS最適化インスタンスを起動」や「インスタンスストアのアタッチ」が選択できる。
セキュリティグループやIAMインスタンスプロフィールを適当に設定する。

作成後、タブから「AutoScaling」を選択。

image.png

スケーリングポリシーを設定

ポリシートリガーにYOUR_METRICS_NAMEを指定し。
容量の変更から、段階的なインスタンス数を選択。
ここでYOUR_METRICS_NAMEに指定するキューメッセージするに基づくスケーリングのルールを指定できる。

(Option)インスタンスの終了2分前イベントを受け取る

CloudWatchEventsから以下を設定する。

イベントソースの設定
イベントパターンを選択し、サービス名EC2、イベントタイプEC2 Spot Instance Interrupt Warningを指定する。

ターゲットの設定
ここで、イベント取得時に起動したいlambdaやSNSを指定する。

なお、イベント発生時に受け取ることができるメッセージは以下。

{
  "version": "0",
  "id": "12345678-1234-1234-1234-123456789012",
  "detail-type": "EC2 Spot Instance Interruption Warning",
  "source": "aws.ec2",
  "account": "xxxxxxxxxxxx",
  "time": "yyyy-mm-ddThh:mm:ssZ",
  "region": "ap-northeast-1",
  "resources": [
    "arn:aws:ec2:ap-northeast-1:xxxxxxxxxxxx:instance/i-1234567890abcdef0"
  ],
  "detail": {
    "instance-id": "i-1234567890abcdef0",
    "instance-action": "action"
  }
}

終了予定のインスタンスはdetail内のinstance-id

テスト

AutoScalingのテスト

SQSキューにメッセージをエンキューする。

$ aws sqs send-message --queue-url https://sqs.ap-northeast-1.amazonaws.com/xxxxxxxxxxxx/YOUR_QUEUE_NAME --message-body "testMessage"

CloudWatchAlarmからApproximateNumberOfMessagesVisibleメトリクスを確認する。
しばらくしてEC2コンソールからスポットインスタンスの数を確認。適切にスケールしていれば成功。

(Option)通知のテスト

キューを取得・削除する。

$ aws sqs receive-message --queue-url https://sqs.ap-northeast-1.amazonaws.com/xxxxxxxxxxxx/YOUR_QUEUE_NAME

$ aws sqs delete-message --queue-url https://sqs.ap-northeast-1.amazonaws.com/xxxxxxxxxxxx/YOUR_QUEUE_NAME --receipt-handle "上記返り値のReceiptHandle"

数分後、メトリクスの値が変わり、インスタンスがスケールインする2分前にイベントが発生。ターゲットに指定したlambdaやSNSや発火する。

  • 同時に2つのインスタンスが2分前イベントを発生させた場合でも2通のイベントを取得できることは確認済。
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