環境
2020/6/30現在
PC Let's note CF-SX2
現在のversion 15.04 (Vivid Vervet)
現在サポートされているversion 16.04(Xenial Xerus) LTS 〜
最新のversion 20.04 (Focal Fossa)
version確認
もしくは、以下のコマンドでもversionを確認できる。
$ lsb_release -a
Upgradeのやり方
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo do-release-upgrade
ただし、いろいろサイトをまわると-d
は開発versionを含めることを意味していてあまりオススメされていない。
エラー別対応方法
sudo apt-get update
(a) 何かと404返ってくる。
エラーケース1
〇〇の取得に失敗しました 404 Not Found
人によっては503返ってくることもあるらしい。
→ Ubuntu で apt-get update が404になる問題
<サマリ>
-
/etc/apt/source.list
のjp.archive.ubuntu.com
とsecurity.ubuntu.com
をold-releases.ubuntu.com
に書き換える。(jpはついてる人とついてない人がいる?) - キャッシュ
/var/lib/apt/lists/*
をクリアする。
ただその前にOldリリースに含まれているかを確認したほうが良さげ。 → Old Ubuntu Releases
エラーケース2
http://ppa.launchpad.net/(コードネーム)/~~ 404 Not Found
→ 【Ubuntu】apt updateで404 not found
→ Ubuntuアップデートしようと思ったら404だと!?[解決編]
GUIからは以下
→ apt-get updateでエラーが出た(Ubuntu)
(b) 公開鍵の期限切れ
公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした
→ apt-get update時に「公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした」と出た場合
→ 【Ubuntu】 apt update時のGPGエラー対処
<サマリ>
$ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys エラー時に表示された文字列
- 公開鍵が期限切れらしい。更新というか追加すれば治る。
-
apt-key list
で新しい鍵が足されたかが確認できる(期限がいつまでかも見れる)。
(c) Chromeのなんかでエラー
http://dl.google.com/linux/chrome/deb/dists/stable/InRelease の取得に失敗しました 期待されるエントリ 'main/〜〜' が Release ファイル内に見つかりません
→ apt-get update時にChromeが原因でエラー
<サマリ>
-
[arch=amd64]
を書き加える。
なお今回実施していないが、他にもsources.list
に記述することで解決した例もあるらしい。
→ ubuntuがapt-get updateに失敗するのを直したメモ
sudo apt update
多分上と同じ方法で解決できると思う。特にエラーしなくなった。
sudo apt upgrade
新しいバージョンの設定ファイル/ etc / default / grubが利用可能ですが、現在インストールされているバージョンはローカルで変更されています
変更された設定ファイル grub について何か行いたいですか
→ 新しいバージョンの設定ファイル/ etc / default / grubが利用可能ですが、現在インストールされているバージョンはローカルで変更されています
あまり参考となる記事がない。
差分を見てみて、差分が少なければメンテナのパッケージをインストールで良いと思われる。それ以外はわからない。
sudo do-release-upgrade
An upgrade from 'vivid' to 'xenial' is not supported with this tool.
→ How to upgrade from 18.10 to 19.10, using the command line?
<サマリというか翻訳>
英語厳しい。Cosmic → Eoanへのケース
- このブログに書いてあるよ→Nelson's log
- このツールはメタデータファイルを書き換えるものだよ。
- ルートユーザで
/var/lib/update-manager
のmeta-release
をコピーしてmeta-release2
としてね。(2がついてるファイルがこのツールで作られるファイル。) -
meta-release2
を編集して、eoanのエントリをまるごと削除して、DiscoのエントリのSupported: 0
をSupported: 1
に書き換えて。 →注1 -
/usr/lib/python3/dist-packages/UpdateManager/Core/MetaRelease.py
のself.metarelease_information = open(self.METARELEASE_FILE, "r")
をself.metarelease_information = open(self.METARELEASE_FILE + "2, "r")
に書き換えて。 -
do-release-upgrade
でアップグレードできるようになったよ。アップグレードあとはmeta-release2
を削除してね。 - そのあとのアップグレードはサポートされてるからもう一回アップグレードしたらeoanにできるよ。
注1)
versionの履歴からわかるようにCosmic → Eoanへは次のDiscoが飛んでいるためいけないと思われる。今回の自分のケースはVivid → Xenialにいけてないので、同じように間のWilyへ一度移動させることとした。
そのため、meta-release2
ではWilyのサポートフラグをたて、それ以降のversionの情報をすべて削除して行った。
仮に複数versionを飛ばないとUpgradeできない状況では1つ1つ移動していく必要があるのかもしれない。
上記対応で更新可能に。
「めっちゃ時間かかるけどいい?」みたいに聞かれるのでYes。更新が始まり、再起動後に無事Wilyへ。
meta-release2
を削除してもう一度アップグレード。→16.04へのアップグレード成功
余談
欲張って18.04までアップグレードしたところ16.04 → 18.04の時にはこんなメッセージが出た。
Lock screen disabled
Your lock screen has been disabled and will remain disabled until you
reboot.
→【Ubuntu】Ubuntuを19.04にアップグレードしてみた
スクリーンのロックは再起動するまで無効になるらしい。enterでOK
追記 20/07/18
スピーカーの設定
$ sudo alsactl init
Found hardware: "HDA-Intel" "Realtek ALC269VC" "HDA:10ec0269,10f70200,00100202 HDA:80862806,80860101,00100000" "0x10f7" "0x8338"
Hardware is initialized using a generic method
参考)
https://qiita.com/PopularHero/items/5fda32b42f772061eb2c