本記事の目的
書籍「RUNNING LEAN 実践リーンスタートアップ」を読んだ学びをアウトプットすること。
2章のまとめ
- 課題を理解するために、ユーザーインタビューしろ。
- ソリューションを決定するために、リスクの高い部分を検証しろ。
- ソリューションを改良するために、定性的に検証しろ。
- ソリューションを改良するために、定量的に検証しろ。
課題を理解するために、ユーザーインタビューしろ。
潜在顧客、あるいは既存の顧客に
既存の代替品に対するUVP
についてインタビューを行う。その過程で課題(とソリューション)が見えてくる。
本書では、ユーザーインタビューを通して、
著者と同じように顧客開発に苦労しているという課題に対して、著者のブログ(のちの本著書)によって「段階的な」ガイドとして読んでいることがソリューションになっていたということを著者は学んでいる。
ソリューションを決定するために、リスクの高い部分を検証しろ。
最もリスクの高い部分は、顧客の購買意欲の軸になる部分である。
本の出版を例に取ると、これにあたってリスクの高い部分は、書名でも書影でも価格でもなく、目次である。
潜在顧客からのフィードバックによって、目次に改良を加えることで、ソリューションが決定する。
ソリューションを改良するために、定性的に検証しろ。
検証するために、まずMVPを作る。
- 課金させる
- 反対する者が出てくるまで、値段を倍にさせていく
などの性質的な変化をさせた際の、見込みの高い潜在顧客からフィードバックを受けてコンテンツの改良を行う。
ソリューションを改良するために、定量的に検証しろ。
こうして磨いたMVPをファーストリリースした後も、
売れ行きの規模に合わせてターゲット顧客を変化させるなどする。
本書では、以下のような変遷となっている。
- 1,000部売れたので、出版会社に委託して増刷。より多くのアーリーアダプターに広める。
- 10,000部売れたので、典型的なアーリーアダプター以外の読者に広める。
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7月16日深夜投稿予定
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