インテルCPUよりもハイパフォーマンスでHPC用途などにも定評のあるPowerの価格を、
SoftLayer上のOpen Power8とオンプレミスのPowerの価格を比較してみました!!
POWER8 on SoftLayerとは
2016年3月29日よりSoftLayerでOpenPOWERベースのPOWER8 C800Lシリーズが利用可能になりました。データセンターはダラス(2016年3月29日現在)のみで、今後は他のデータセンターでも利用可能となる予定。
OpenPOWERとは
台湾のTyan社が製造したものでIBMのPowerよりはお手ごろなお値段。
IBMが独自に製造していたPowerをオープンソース化したもので、OpenPowerFoundationにはTyan・
Google・Mellanox・NVIDIA・サムスン電子・日立製作所などなどが参加しております。
Power8 on SoftLayerとIBM Power System S812Lの価格比較
価格比較を行ったのは2016年6月、最新の情報は別途ご確認下さい。
SoftLayerのOpenPower | POWER8 C812L-S | POWER8 C812L-M | POWER8 C812L-L | POWER8 C812L- SSD |
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月額 | 12万円 | 18万円 | 23万円 | 24万円 |
上記と同程度のスペックでオンプレPowerで購入した場合
IBM Power System S812L | Sくらい | Mくらい | Lくらい | SSDくらい |
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初期購入費用 | 350万円 | 660万円 | 970万円 | 1200万円 |
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※ハードに対して初期構築費用を10%、年間の保守・運用費用を20%として計上 | ||||
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※初期費用がある方がIBM Power System S812L(オンプレ) |
価格比較の感想
SoftLayerのOpenPowerが安い!!!
実際に比較してみると、予想していたより大分安かったです。
一般的にクラウドは初期費用が抑えられるが、オンプレと比較すると2~3年で分岐点がくると言われている。
しかし、今回の比較では終始クラウドのSoftLayerのほうが安いという結果となりました。
SoftLayerはOpenPowerでオンプレはIBMのPower、という条件の違いはあるものの、スペックはほぼ揃えております。
よっぽど大規模にしてハードの割引や保守運用費用を抑えないと、オンプレのほうが高くつきそうですね。
なんと無料で…!?
(ここまで記事を書いたからには、最後にはきっちりと番宣を行いたいと思います(`・ω・´)キリッ)
POWER8 on SoftLayer が無料で最長1ヶ月使えるキャンペーン2016年7月31日まで!!
http://blog.softlayer.com/2016/limited-time-only-free-power8-servers
http://static.softlayer.com/sites/default/files/freepower8_promo_faq.pdf
(英語の文書で読むのが嫌になるかと思いますが…)
要するに、
期限: 2016年7月31日まで
Promo Code: FREEPOWER8
無料の上限額: US$2,238(サーチャージや税込みで)
注意事項: 一回の注文に限り割引される
これを機に是非Powerにトライしてみましょう!!
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POWER8 on SoftLayer ベンチマークテスト
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