はじめに
ビジネスにおける迅速かつ効果的な意思決定は、適切なデータ分析に大きく依存しています。IBM Planning Analyticsは、このニーズに応えるための強力なツールであり、その機能を簡単に理解し活用いただけるよう、30日間の間無償で評価することができるコンテンツを提供しております。
具体的な登録手順は以下の記事を参照ください。
https://community.ibm.com/community/user/blogs/kazuma-shimizu/2026/01/09/pa30
この記事では、30日間の間無償で評価できるコンテンツの中の「新製品の追加(Add a new product)」に関するガイド付きタスクの概要と流れについて詳しくご紹介します。このコンテンツがどのようにビジネスの洞察を深め、戦略的な意思決定を支援するかを解説いたします。
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新製品の追加(Add a new product)
「Add a new product」のシナリオと概要について簡単にまとめます。
PCやスマートフォン、タブレットを製造している企業で、CFOから新商品の販売計画を策定するよう指示されたという状況です。
操作としては、ガイドに従って、新商品の販売価格と数量を入力します。また、グラフで販売計画の確認をします。
下記のような流れです。
- 販売計画の確認
- 販売計画の確認
- 新商品の商品名と販売価格を入力
- パラメータを入力してデータ項目を追加するスクリプトを起動する
- 新商品の販売数量を入力
- 既存製品の販売数量データをコピーするスクリプトを起動する
- 対象とする地域を選択する
- 販売数量を更新する
- 新商品追加後の販売計画の確認
- 財務指標(キャッシュフローと収益)の確認
1.サンプルを開く〜販売計画確認まで
トップページから「Add a new product」を開きます。
「Welcome」のタブが開きます。このサンプルの説明が書いてあります。右下の「Next」を押します。
「Introduction」のタブが開きます。シナリオ説明のページです。
先ほど簡単に説明した内容が記載されています。右下の「Next」を押します。
「Add a new product」のタブが開きます。グラフや表が表示されている画面です。
販売計画のデータが確認できます。
メニューバーのすぐ下にブックのツールバーがあり、左側に画面の説明と操作ガイド、グラフの上には製品カテゴリを選択できるセレクター、その下には2種類のグラフと1つの表があります。
製品は下記のような階層構造になっています。3つ大きな製品カテゴリがあり、その中に中分類の製品グループがあり、その下の子レベルに製品があります。
セレクターやグラフ、表で表示する階層レベルは事前に設定されています。
- Computers
- Desktops
- SP 2101
- SP 2110
- ...
- Laptops
- ...
- Gaming
- ...
- Desktops
- Phones
- 4G Smart Phones
- ...
- 5G Smart Phones
- ...
- 4G Smart Phones
- Tablets
- 8 inch Tablets
- ...
- 10 inch Tablets
- ...
- 8 inch Tablets
セレクターをクリックして、今回は「Computers」を「Tablets」に変更します。
タブレットに属す製品グループのデータが確認できるようになります。
これで販売計画を確認できたので、「Next」を押します。
2.新商品の商品名と販売価格を入力
ここでは新製品の名称、Direct Salesの場合の価格(直販価格)、Indirect Salesの場合の価格(卸価格)の入力を要求し、入力された値(パラメータ)をもとに製品データ項目として新製品を追加するスクリプトが設定されています。
今回は下記のように少し大きめの数値に設定しました。
- 新商品名:New Product 202312
- Direct Salesの価格(直販価格):3000(ドル)
- Indirect Salesの価格(卸価格):2700(ドル)
上記を入力して「OK」を押すと、スクリプトが起動します。
完了すると、「完了」のメッセージと同時に別のタブに移動します。
これで新商品の価格入力ができました。
IBM Planning Analyticsの「プロセス」は関数を使用して様々な処理を開発できるようになっています。
スケジューラーを用いてバックエンドで定期実行させたり、今回のように利用者の操作で実行させたりすることが可能です。実行時にパラメータの入力やファイルアップロードをさせた上で処理を実行できるようになっています。
3.新商品の販売数量を入力
以降も画面の説明に従って操作していきます。
新製品の数量を入力していきます。今は数量を設定していないので、売上等は”0”になっています。
セレクターで先ほど追加した新製品(今回は「New Product 202312」)が選ばれていることを確認します。これからここで指定した新商品の販売数量を設定します。
「Click to copy volume」を押すと先ほど同様にパラメータを入力する画面になります。
「要素を選出」を押して、コピー元の製品を選びます。今回は「XTR 9800 Gaming」を選びました。
「OK」を押します。
「XTR 9800 Gaming」の販売数量データを新商品「New Product 202312」にコピーし、暫定的に「New Product 202312」の販売数量を設定しています(暫定的にというのはこの後更新するためです)。
すると、数量が入力されたので、売上高も計算されて表示されます。
これはIBM Planning Analyticsの「ビジネスルール」という機能を使っています。計算対象の数値が変更されたら、リアルタイムで結果が反映されます。
現在「All Regions」のデータになっているので、地域を指定して販売数量を更新したいと思います。
今回は「USA」にします。
「USA」のデータが表示されました。
続けて販売数量のセルの数値をダブルクリックして、編集します。
今回は販売数量として下記を入力します。
- Direct:700
- Indirect:900
入力後、Enterを押すと入力が完了します。変更がグラフや表に反映されます。
販売数量の更新後、売上高は”4,530.0Kドル”になりました。
また、この更新した販売数量は2023年の合計値なので、コピーした元データ時点と同じ割合で、各月に按分されています。
これで販売数量の入力が完了しました。
「Next」を押して次に進みます。
4.新商品追加後の販売計画の確認
新商品が含まれた販売計画をまた別のビューで確認します。
地域を「USA」に変更します。
「USA」のデータに表示が変わります。
今まで表示されていませんでしたが、「New Products」という製品カテゴリが用意されており、今回追加した新商品「New Product 202312」はそのカテゴリの中に含まれています。
今回販売価格を高めに、数量を多めに設定したので、「New Products」の売上高が大きくなっていることが分かります。
これで新商品追加後の販売計画の確認ができました。
「Next」を押して進みます。
5.財務指標(キャッシュフローと収益)の確認
最後はキャッシュフローと収益の確認です。
少し表示に時間がかかります。
IBM Planning AnalyticsではExcelを使ってデータベース上のデータの表示や操作もできるようになっており、Excelで作ったレポートをExcelで使用することも、Webにアップロードすることも可能なっています。
ExcelをWebで扱えるように配置したものをWebシートと呼んでいて、この画面にはキャッシュフローと収益のWebシートがあります。
組織を「USA」に変更してみます。
キャッシュフローと収益のWebシートは連動しているので、どちらも「USA」のデータを確認できるようになりました。
これで財務指標の確認ができました。
サンプル「Add a new product」の作業は全て完了です。
右下の「Finish mission」でトップページに戻ります。
「Restart mission」からは新商品の入力に戻ります。
おわりに
IBM Planning Analyticsの「新製品の追加(Add a new product)」に関するガイド付きタスクを試してみました。英語ではありますが、細かくガイドが記載されているので、問題なく進められるかと思います。
こちらのサンプルを実際に触ってみることでIBM Planning Analyticsの良さを実感していただけると幸いです。
本記事は、過去に公開された記事の最新リニューアル版です。
旧記事から更新・改善を行っておりますので、最新版の内容は本記事をご確認ください。
(旧記事:https://qiita.com/fikazako/items/32ce469a2644475adf51 )




















