「MX Linuxの日本語化 手順」の追加記事になります。
日本語化の記事です
MX Linuxを古いWindowsタブレットの ”Intel Atom CPU搭載” にインストールする場合の設定方法です。
MXツールを使用すると難しいコマンド操作が不要なのでオススメです
Intel Atom CPU搭載タブレットの設定
Intel Atom CPUは他のCoreシリーズと設計が違いLinuxとの相性問題があります
特にプチフリーズやフリーズが発生して実用に影響が出る場合があります
設定の流れ
1.MX Linuxをインストールします 当然ですが 笑
2.MXツールを使用して起動時の設定に追加
3.再起動で反映させる
これだけになります
MX 起動設定ツールでコマンドを追加
この設定は一度行うだけでOKです
次回起動時から反映されます
1.MXツールを起動
2.MX 起動設定ツールを選択
3.MX 起動設定ツール(MX Boot Optinons)の設定
カーネルのパラメータ にコマンドを入力します
intel_idle.max_cstate=1
コマンドを入力後 適用 をクリック
4.再起動して設定を反映させます
再起動後は特に操作は不要です
この設定は次回起動以降も反映されます
MX Linuxで動作確認済みタブレット (情報追記予定)
Lenovo
- ThinkPad10(初代)
- CPU: Intel Aton Zxxxx
- メモリ:2GB
- ストレージ: eMMC 64GB
- UEFI: 32bit
- USB: USB 2.0 (Type-A)
- 電源端子: 左に電源端子があります
- ThinkPad10(第二世代)
- CPU: Intel Aton Zxxxx
- メモリ:2GB
- ストレージ: eMMC 64GB
- UEFI: 64bit
- USB: USB 3.0 (Type-A)
- 電源端子: 右に電源端子があります
NEC (ThinkPad10 兄弟機)
- ThinkPad10(初代)兄弟機
- Versa Pro タイプVT PC-VK16 ・・・ThinkPad10(第二世代)
Micrtosoft
- Surface3
- CPU: Intel Aton x7 Z8700
- メモリ:4GB
- ストレージ: eMMC 64GB / 128GB
- UEFI: 32bit
- USB: USB 3.0 (Type-A)
Fujitsu(富士通)
- ARROWS Tab Q506 / Q507 / Q508
8インチのタブレットは?
本体の画面表示がデフォルトで縦画面になっています。
Linuxをインストールすると画面表示の座標が縦画面の設定で表示が横画面になります
→座標が狂いタッチ操作やマウス操作がうまく動作しません
※座標の設定をすれば使用出来るようになります
最後に
個人的に古いWindowsタブレットをLinuxで活用するための動作確認などをしています
動作確認した情報などをシェアしたいと考えています