🎯 導入
Copilot Studioでエージェントを開発してTeamsに展開したあと、
「開発画面では修正したのに、Teams上では反映されない!」
という現象に遭遇したことはありませんか?
特に「推奨プロンプトを追加したのにTeamsで見えない」「更新したはずの応答が古いまま」といったケースは、多くの開発者がハマるポイントです。
この記事では、その原因とTeams上で最新バージョンを反映させる方法を解説します。
✅ 結論
Copilot Studioで更新した内容がTeamsに反映されない主な理由は、
「Teams上のエージェントが旧バージョンのままになっている」 ためです。
Copilot Studioで編集・公開しただけでは、Teamsアプリ側には即時で自動反映されません。
※5~10分くらい待っておくと反映されたことはありますが再現性が低いです
CopilotStudioのチャネル設定から“再公開 → 再オープン”を行う必要があります。
⚙️ 解決策(手順)
Step 1:Teams上でバージョンを確認
まずは、Teamsに追加済みのエージェントを開いて、表示内容を確認します。
もし推奨プロンプトや説明文などが最新でない場合、旧バージョンが表示されている可能性があります。

Step 2:Copilot Studioで再公開
💡 注意: 再公開を行わないと、Teams側は古いバージョンのままです。
Step 3:Teamsチャンネルで再接続
この操作により、Teams側に最新版のエージェントが展開されます。
Step 4:Teams上で“更新”ボタンを確認
Teamsでエージェントを開くと、上部に「今すぐ更新」ボタンが表示される場合があります。
これをクリックすることで、最新バージョンが適用されます。

Step 5:最新URLを共有
最新版のエージェントを他のメンバーにも共有したい場合は:
これにより、受け取った側も最新バージョンを開くことができます。
🧩 補足:それでも更新されない場合の回避策
もし上記手順を実施しても反映されない場合は、次のいずれかを試してみましょう。
| 回避方法 | 内容 |
|---|---|
| 🔄 Teamsを再起動 | キャッシュが残っている可能性があります。アプリを完全終了→再起動。 |
| 🗑️ チャットを削除 | 過去チャットに旧バージョンが残るケースも。新規チャットで試してみましょう。 |
| 🔗 再共有リンクから開く | 最新バージョンを開いている人の「共有リンク」からアクセス。 |
📊 結果・効果
この手順を実施することで、
- 推奨プロンプトや応答内容が即座に反映
- チーム全員が同じ最新バージョンを利用可能
- 「反映されないトラブル」に時間を取られなくなる
といった効果が期待できます。
💡 学び・まとめ
Copilot StudioとTeamsはリアルタイム同期ではなく、「公開→展開」という明示的なフローで連携しています。
そのため、開発後は必ず以下の流れを意識しましょう👇
編集 → 公開 → チャンネル(Teams)で再接続 → 更新ボタン確認
このワンステップを習慣化するだけで、更新漏れトラブルをほぼ防げます。
🔗 参考リンク
- Microsoft Learn: Copilot Studio のエージェントを Teams に展開する
- Teams でのアプリ更新に関するトラブルシューティング
- Copilot Studio 公式ドキュメント




