0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

リバースプロキシ型WAF「SafeLine」でドメイン・ポート・アップストリームを追加するチェックリスト

0
Posted at

リバースプロキシ型WAFのSafeLineは、Webアプリケーションの手前に配置され、リクエストがオリジンへ到達する前にHTTPトラフィックを検査・監視します。本記事では、検索意図である「リバースプロキシ型WAFでサイトのドメイン・ポート・アップストリームを追加する方法」を、チェックリストとトラブルシューティングの二本立てで解説します。管理画面は https://:9443/ 、公式ドキュメントは https://docs.waf.chaitin.com/en/home です。本手順は公式の導入ガイドとアプリケーション追加ガイドの範囲内に限定し、ガイドに記載のない項目は追加しません。

【チェックリスト】

  1. サーバーを事前確認します。対応アーキテクチャは x86_64 と arm64 です。
  2. Docker は 20.10.14 以上、Docker Compose は 2.0.0 以上を用意します。
  3. 最低限 CPU 1コア、メモリ 1GB、ディスク 5GB を確保し、CPU は ssse3 に対応している必要があります。
  4. uname -m、docker version、docker compose version、cat /proc/cpuinfo | grep "processor"、free -h、df -h、lscpu | grep ssse3 を実行して確認します。
  5. ARM の場合は ARM イメージ設定と、SafeLine が ARM で正常動作するために必要な Pro ライセンスの要件を確認します。
  6. 自動導入が推奨です。root 権限で bash -c "$(curl -fsSLk https://waf.chaitin.com/release/latest/manager.sh)" -- --en を実行します。
  7. 完了後、https://:9443/ を開きます。初回は resetadmin で作成した admin と表示されたパスワードでログインします。
  8. 管理コンソールで Applications ページを開き、右上の Add Application をクリックします。
  9. Domain にはオリジン側のドメイン名・ホスト名・IPアドレスを入力します。例は www.chaitin.com です。
  10. Port には SafeLine が待ち受けるポートを入力します。例は 80 または 443 です。HTTPS の場合は SSL オプションをチェックします。
  11. Upstream にはオリジンアプリの実際のアドレスを入力します。SafeLine はここへ安全なトラフィックを転送します。
  12. Domain・Port・Upstream の3項目がそろってから送信します。名前だけ保存して待受ポートがないとクライアントのトラフィックを受け取れず、待受ポートがあっても Upstream がないとクリーンなリクエストの送り先がありません。
  13. 入力したドメインを SafeLine があるサーバーの IP に解決します。この DNS 変更まで、訪問者はオリジンへ直接到達して検査を迂回します。
  14. そのドメイン経由でアプリにアクセスし、SafeLine で保護されたアプリとして表示されることを確認します。

【トラブルシューティング】

具体的な設定ミスとして「Upstream に SafeLine 自身の待受ポートを書いてしまう」ケースを挙げます。たとえば Domain に www.example.com、Port に 80 を設定したあと、Upstream に同じ www.example.com:80 を指定すると、SafeLine はクリーンなリクエストを自分の待受ポートへ返すことになり、オリジンへの経路が成立しません。この場合、画面では保護対象ドメインを開いても本来のアプリの画面が表示されません。

修正方法は、Upstream をオリジン側の実アドレスに書き換えて保存することです。修正後は、ブラウザでそのドメインを開き、オリジンのアプリの画面が表示されることを画面で確認します。さらに管理画面の Applications で、Domain・Port・Upstream がすべて正しい値で保存されていることを確認します。

防御動作の確認は、自分が運用するサイトに限定して行います。公式ガイドが示すテスト例(SQLインジェクションは /?id=1+and+1=2+union+select+1、XSS は /?id= など)のホスト名を保護対象ドメインに置き換えて実行します。ブロック画面が表示されれば防御が動作しており、管理コンソールで攻撃リストを開いて詳細をクリックするとイベント内容を確認できます。この攻撃リストの詳細表示が、設定修正後に WAF が実際に動作していることを示す画面確認になります。

【補足】

  • Domain は受け付ける名前、Port は待受ポート、Upstream は実アプリの場所という対応を押さえると迷いません。
  • DNS を SafeLine に向ける前は、古いレコードを引くクライアントはリバースプロキシを通らないため、設定を保存しただけではオリジンへの直行トラフィックは止まりません。
  • 証明書の個別アップロードやポリシーのトグルは、この追加ガイドの範囲外です。まずプロキシ経路を確認してから、対応するドキュメントに基づいて設定します。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?