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Sansan API + AWSで企業情報のマスターDBを構築する

Last updated at Posted at 2020-05-25

1. 経緯

社内には数多くのシステムがあります。CRM、ERP、経費精算、、、etc...

そして、その各システムには、企業を登録するUIがあり、それぞれのシステムに企業登録を行います。

そこで課題に上がってくることが以下の2点!

社内の課題😱

①それぞれのツールに何度も同じような情報を入力しなければならない。

※CRMやERPなど各システムに企業名や担当者など共通する情報を何度も入力。。。

②色々な人が入力するので、同じ企業の登録でも表記ゆれをする。

※「株式会社あつまる」「株式会社ATSUMARU」、「(株)あつまる」、「あつまる」、半角や全角、など考え出したらキリがないレベルで表記ゆれがあります。一番の絶叫は、半角カタカナですね。🥶

特に、②に関しては、今後、各システム同士を連携する際にもかなりネックになってきますね。🤔

※イメージ図

20200517122431.png

2. 実現したいこと

①一つのUIに企業を登録すると全てのシステムに同じ企業情報が登録される

②企業情報に関しては、ユーザーに入力させるのではなく、クラウド名刺管理Sansanから企業データを引っ張ってきて、選択させる方式で企業を登録


【流れ】

名刺を写真にとり、Sansanに登録 → システムに企業登録する際は企業一覧が表示されるので選択するだけ

企業名だけではなく、名刺に含まれる企業情報も同時にデータベースに登録されます。

20200517122323.png

2-1. Sansan APIについて

クラウド名刺管理Sansanを契約している企業向けにAPIが公開されています。

APIドキュメント自体は一般公開されています。
非常にわかりやすく、そして、APIリクエストからのレスポンスも早い!!!
色々なパラメータで条件を絞れたり、あらゆる角度から欲しい情報が引っ張れるので、
社内のシステム連携には非常にやりやすく、とても嬉しい!😂

Sansan Open API

2-2. アーキテクト

20200518101223.png

3. 開発のポイント

  • Sansan APIは名刺 Set 取得(期間指定)で12時間前から現在時刻までの取得、Lambdaの実行は30分ごと。
  • LambdaからDynamoDBに企業登録する際は、一度、企業検索をかけて、ないことを確認して、登録している。既に登録されている企業データに関しては、登録処理を行わない。

3-1. 企業入力に関して

名刺登録されている膨大な選択肢から企業を探すのは、非常に困難なため、企業名の入力サジェストで選択できる形にしています。

Vue-Multiselect | Vue Select Library.

4. 今後の展望

社内システムとの連携に関して、システムA、システムB、システムCと書いていますが、まだ実は連携ができていません。そこで、以下の2点を実現できる基盤と仕組みを創っていきたいと思っています。

  1. 正しい情報の整理
  2. データ登録業務の効率化

記事を読んでいただきありがとうございます!

今後も、定期的にアウトプットしていこうと思います!🤗

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