9
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

SharePoint でファイルやフォルダーが変更されたときにTeamsに通知してくれる

Posted at

更新されたファイルのリンクを Teams でクリックできるようにしたかったのですが、少しハマったのでまとめました。

フロー作成

元となるフローは Power Automate のテンプレート に含まれているので、検索して選択します。

  1. 検索欄に sharepoint teams と入力して検索
  2. 「特定のドキュメントがアップロードされたときにチームに通知する」を選択

テンプレート選択

確認画面では「続行」ボタンをクリックします。

確認画面

フローが展開されます
フロー展開

SharePoint 更新対象設定

更新通知したいSharePoint のフォルダを設定していきます。

  1. 「アイテムまたはファイルが修正されたとき」の項目をクリックして開きます。
  2. サイトのアドレス では、更新通知したいファイルが格納されている SharePoint のサイトを選択します。テキストボックスを選択すると、フロー作成ユーザがアクセス可能なサイト一覧が表示されます。
  3. リストやライブラリの名前 では ドキュメント を選択します。
  4. フォルダ では、サイト内で監視したいフォルダを選択します。

アイテムまたはファイルが修正されたとき

フィルタ条件設定

「条件」の項目をクリックして開きます。

更新通知したいファイルを ファイル名ファイルの更新者 などを条件にして、フィルタリングすることができます。
フィルタ条件

(キャプチャは「更新者の表示名」でフィルタする条件です)

Teams 通知送信設定

通知の送信先設定

フィルタリングされた更新内容を Teams のチャネルへ通知させる設定をしていきます。

  1. 投稿者 では Flow bot を選択します。
  2. 投稿先 では Channel を選択します。
  3. Team では 通知したいチームを選択します。テキストボックスを選択すると、アクセス可能なチーム一覧が表示されます。
  4. Channelでは チーム内のチャネルを選択します。テキストボックスを選択すると、チャネル一覧が表示されます。

チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する

通知メッセージ設定

Message テキストボックスに、Teams に通知したいメッセージを記述します。
動的なコンテンツ という変数のようなものをメッセージに含めることができます。
HTMLタグMarkdown の書式でメッセージを装飾することもできます。
メッセージ設定

保存とテスト

フローの設定が完了したら、フローのテストをします。画面右上の「テスト」をクリックします。
テスト開始
今回は 手動 のテストを選択し「テスト」ボタンをクリックします。
「テスト」ボタンをクリックしたら SharePoint 更新対象設定で設定した SharePoint のフォルダにファイルを アップロード するか、既存のファイルを更新 します。

テスト準備

すると、Teams のチャネルにメッセージが投稿されます。
テスト結果

リンクがうまく表示できない場合

Teams に通知されたメッセージのリンク部分がうまく表示されないことがあります。下のスクリーンショットは、リンクのURLが そのまま表示されてしまっています。
メッセージ

その場合は、「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」画面で コードビュー モードにする必要があります。

コードビュー

これで、HTMLタグMarkdown がそのまま Teams に送信されて、キレイなレイアウトで投稿できるようになります。

9
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?