機械学習コンペKaggleやSignateに興味があり、機械学習をやるためにPCを用意したい!!でも「ディープラーニング PC」なんかで検索した日には個人レベルでは石油王じゃないと買えなさそうなPCばかり出てくる!!そういうのじゃなくて、もっと機械学習初心者が気軽にGPUを使って計算できるようなPCを手始めに買って、適性を見極めたい!!あんまり安いとやる気なくなりそうだから15万円以内ぐらいで。
という思いが私にあり、「機械学習初心者向けの自作PCをやるか…」となったわけです。
ただ正直、全く(でもないけど)知識はないし、そもそも初心者過ぎて「不良品と組み上げミスの違いが判らない」という残念な懸念事項がある。
というわけで、最初はOS無しのPCにOSをインストールするところから、自作PCを始めてみたいと思ったわけです。それを「自作PC」と呼んでいいのかはさておき。
ゆくゆくはマザーボード、メモリ、GPU、電源、CPUなどを選定していければ、と思う。というわけで、やったことのメモです。初心者が初心者相手に「ほら、難しくなかったよ」と伝えるための啓発のような記事です。
#PCのスペック
簡単に言ってしまえば、ドスパラのMagnate MTをカスタム注文したものです。
OS無し
CPU intel core i5-10400 (6コア12スレッド)
メモリ 16GB
GPU RTX 1660super
SSD 250 GB(ケチった)
追加HDD 1TB
マウス無し
キーボード無し
です。OSに関しては「機械学習をもっと本腰を入れてやる」とかそういう状態になったら「ubuntuがいいらしい」というコメントを参考に、それをインストールしたいなと。
今回はWindows10 proを入れます。理由は単純、リモートデスクトップをやりたいから。
お値段送料込みで95000円弱!!安い!!(上記の検索結果を見て感覚がおかしくなっています)。
ちなみにOSはWin 10proを普通に電気屋で購入したので25000円!!高いね!!!合計120,000円弱でした。
#組み上げ
といっても、家に届いてそれを開封して組み上げるだけ。
本体はもう組みあがっているし、電源ケーブルをつないで、ディスプレイにつなぐ。
初めて知ったんですが、GPU側のディスプレイ出力端子につなぐ必要があるらしい。
HDMIケーブルを接続。
そして大事なのが、OSのデータが入ったUSBメモリとマウス・キーボードを接続すること。マウス・キーボードは無線でも大丈夫でした。bluetoothはどうなんだろう?ダメそう。
OSデータについて
Microsoftの公式ページからデータはダウンロードできる。8 GBぐらいの容量が必要なので、1,000円ぐらいで8 GBのUSBメモリを購入し、ダウンロードしました。この際、このUSBメモリはOSの」インストールにしか使えなくなるみたいなので、ほかのデータを保存するために無駄に容量の大きなUSBメモリを買う必要はなさそう。
これをPCに接続。これで準備万端。
#電源ONとその後
結論から言うと、とても簡単に物事が進みました。
データ保存領域がSSDとHDDの二つあり、どのようにこの二つを分けてOSをインストールすればいいのだろう、と心配でしたがそれも杞憂に。
1.まずは
言語とキーボードの設定ですね(直撮りですみません)。まぁデフォルトで大丈夫でしょう。
2.次に
ライセンス認証です。購入したOSについていたものを入力しました。今更ですが、この画像中のマウスポインタの下にあるアイコンを押したらキーボードなくてもできたんですかね?
3.次いで
インストールの種類を選択するのですが、最初のインストールなので、画面の指示に従い、下のカスタム Windowsのみをインストールする、を選択。
4.最後に
ここで記憶領域の選択。どっちがHDDでどっちがSSDか書いていないのですが…。容量的には下ですね。ということで下を選択。
見慣れた(ほんと?)Windowsの初期設定画面が出てきました。これであとはWindowsPCの初期設定と同じやり方で設定できます。
#最後に
意外と簡単でした。OSのインストールをしただけですが。
そしてPCのスペックに関してですが、これだけあればそれなりに機械学習でいろいろできる(≒Kaggleとかに参加してもそこまで支障はない)って最近出版されたどこかの本に書いてありました。これでバリバリ機械学習を進めていきます。