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Open棟梁_テンプレートベースのサンプルを実行(Webページ表示編)

Last updated at Posted at 2020-08-25

はじめに

 この記事の目的は、Open棟梁を導入したC#用のプロジェクトテンプレートを動かし、Webページを表示させることです。

Open棟梁とは

 日立ソリューションズからオープンソースとしてリリースされた、.NET用のアプリケーションフレームワークです。C#とVB向けに作られています。
 くわしくは以下のサイト様をご覧ください。

< https://opentouryo.osscons.jp/index.php?FrontPage >

環境

OS:windows10
IDE:Visual Studio2019
言語:C#

手順

1.githubからプロジェクトテンプレートをダウンロード。
< https://github.com/OpenTouryoProject/OpenTouryoTemplates >

2.ダウンロードしたzipフォルダを解凍。プロジェクトテンプレートは以下の三種類。使用するVisual Studioによって使うフォルダが違います。

フォルダ名 対象
root_VS2015 Visual Studio2015用
root_VS2017 Visual Studio2017用
root_VS2019 Visual Studio2019用

3.フォルダ(筆者の場合はroot_VS2019)を選択し、Cドライブ直下にコピー。
コピーしたフォルダの名前を「root」に変更。

4."C:\root\programs\CS"にあるバッチファイルを使って、ビルドを行います。機能によって使用するバッチファイルが違います。詳しくは以下のサイト様をご覧ください。
< http://www.osscons.jp/jo1tfc2ll-537/#_537 >
★とりあえず動けばOKの人は、「0_ExecAllBat」を実行すればOKです。全機能ビルドしてくれます。

5."C:\root\programs\CS\Frameworks\Infrastructure"を
"C:\root\programs\CS\Samples\WebApp_sample\WebForms_Sample\WebForms_Sample"配下に移動
※Build_net48がない人は、以下をビルドすると生成されます。仕様なのかわかりませんが、筆者もバッチファイルではビルドされませんでした。
"C:\root\programs\CS\Frameworks\Infrastructure\Business\Business_net48.csproj"

6.管理者権限でコマンドプロンプトを開き、ASP.NETを起動する
ASPコマンド.jpg

7.Visual Studioで以下を開く
"C:\root\programs\CS\Samples\WebApp_sample\WebForms_Sample\WebForms_Sample.sln"

8.以下の画像のように、追加したフォルダのみプロジェクトに含ませる。(ソリューションエクスプローラーでフォルダを選択後右クリックし、「プロジェクトに含める」を選択)
画像1.jpg
9.実行すると、Edgeが立ち上がる。適当に入力しログイン(テンプレでは特にチェックは実装されていないようです。)

 ※CustomControlがどうのこうのエラーでている人は、以下をビルドしてdllファイルを生成し、プロジェクトに追加しましょう。仕様なのかわかりませんが、筆者もバッチファイルではビルドされませんでした。(二回目)
"C:\root\programs\CS\Frameworks\Infrastructure\CustomControl\CustomControl_net48.csproj"
ログイン画面.jpg

感想

 ログインページが表示できるまで一週間くらいかかりました。
他サイト通りに手順を踏もうにも、バージョンの違いか書いてある内容と差異がありなかなかうまくすすみませんでした。フレームワークに限らず、環境構築等の作業は回数を重ねれば得意になれるんでしょうかね。
 今回の手順ではDBをセットアップしていないので、ログイン後の操作でエラーをはいて止まります。
次の機会に、DBとの連携についての記事を書けたらと思います。

参考文献

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