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AI検索対策(GEO)についてと、弊社「株式会社ABI」を対象にした検証

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はじめに

本記事では、AI検索(生成AIによる検索・回答生成)に対して自社サイトが正しく参照・引用されるための対策、
いわゆる GEO(Generative Engine Optimization) について、従来の SEO との違いを整理したうえで、
実際に弊社「株式会社ABI」を対象に検証を行った結果と、その改修案を紹介する。


①SEOとの違い

SEO とは

検索エンジンの検索結果ページ(SERP)で上位表示されることを目的とした施策。キーワード最適化、被リンク、表示速度などが評価対象となる

AI検索対策(GEO)とは

ChatGPT、Perplexity、Gemini などの生成AIが回答を生成する際に、情報源として参照・引用されることを目的とした施策

比較表

観点 SEO AI検索対策(GEO)
目的 検索結果ページでの上位表示 AIの回答内で引用・参照されること
評価主体 検索エンジンのクローラー・アルゴリズム LLM(生成AI)
評価対象 キーワード、被リンク、表示速度 など 情報の構造化、一次情報としての信頼性 など
コンテンツの書き方 キーワードを意識した文章構成 質問に対して簡潔かつ明確に回答する構成
成果指標 検索順位、クリック率(CTR) AI回答内での引用率、言及率

考察

検索エンジンによる検索の場合、ユーザーにページを表示してもらえれば良い。
これはページの内容までは反映されないためである。
AI検索の場合、ページの内容まで反映されることが重要となる。
AIがページにたどり着いたとしても、内容を正しく読み取ってもらえるとは限らない。


②株式会社ABIでの検証

検証目的

「いかに正しく検索してもらえるか」「自社をAIに紹介してもらえるか」という観点で、株式会社ABIが
AI検索においてどのように参照・回答生成されるかを検証する。

検証内容

Copilotを使用し、以下の3点について検証。

No. 観点 内容
1 いかに正しく検索してもらえるか 事業内容ページ (https://abi-inc.co.jp/business/) の内容について質問し、正しく反映されるか検証
2 いかに正しく検索してもらえるか 株式会社ABIが提唱する「コネクト上流」について質問し、正しく反映されるか検証
3 自社をAIに紹介してもらえるか KONGについて質問し、株式会社ABIが紹介されるか検証

結果

  1. 事業内容ページの内容について質問し、正しく反映されるか検証
  • 反映された質問とされない質問があり、ホームページ上の画像に記載された内容は正しく認識されなかった。
  • 事業内容ページ (https://abi-inc.co.jp/business/) を確認すると、質問①の文章が書かれている箇所が画像だった。
【質問①】
株式会社ABIは、「地方創生をはじめとした、未来に起こる諸問題を先取りした事業展開」をしているか?
【回答】(抜粋)
概ねYes。地方創生や将来の社会課題解決に取り組んでいる。一方で主力事業はIT・DX・SIであり、地方創生は戦略的展開の一部と評価できる。
【質問②】
株式会社ABIは、「人、世の中、未来をつなぐ『コネクト上流』という考え方で各領域のサービスを提供」をしているか?
【回答】(抜粋)
Yes。「コネクト上流」はABI独自の中心コンセプトであり、各領域のサービス提供の基盤となっている。
【AIが参照したURL】(抜粋)
https://abi-inc.co.jp/business/
https://www.alevelsearch.com/company/abi-inc-2
https://www.city.gotsu.lg.jp/soshiki/2/37887.html
https://www.tsr-net.co.jp/alevel/detail/1202109_2071.html
  1. 「コネクト上流」について質問し、正しく反映されるか検証
  • 弊社ホームページの内容を正しく反映されたものだったが、wantedlyやForkwellのブランドアップデート前の古い情報も参照していた
【質問】
コネクト上流とは何か?
【回答】(抜粋)
「コネクト上流」は一般的なIT用語というより、株式会社ABIが提唱している独自の考え方・サービスコンセプトです。
簡単に言うと、
システム開発の上流工程(企画・構想・要件定義など)から、下流工程(開発・運用)までをつなぎ、プロジェクト全体を成功に導く考え方
を指します。
【AIが参照したURL】(抜粋)
https://abi-inc.co.jp/business/
https://www.wantedly.com/companies/company_9498471/about
https://jobs.forkwell.com/abi-inc
  1. KONGについて質問し、株式会社ABIが紹介されるか検証
  • 残念ながら株式会社ABIは紹介されなかった。「PR TIMES」の記事が複数検索されており、企業ホームページの情報も検索されていた。
【質問】
ITのKongを導入する技術を持っている企業
【回答】(抜粋)
① Kongを導入している主な企業(ユーザー側)
実際に自社のシステムで使っている企業です。
日本・グローバル
•LINEヤフー(旧Yahoo! JAPAN)
→ 数百のAPIを統合管理する基盤としてKongを採用
•NTTデータ
→ 金融インフラ「ANSER」のAPI基盤に採用
•JERA(エネルギー)
→ 社内システムのAPI管理基盤として採用
•Mercedes-Benz Connectivity Services
•Cargill(大手食品企業)
•Verifone(決済)
•Sky Italia(メディア)
•Vestas(風力発電)
グローバルでも大企業が多数採用

② Kong導入の技術を持つ企業(SIer・パートナー)
企業に対して「設計・導入・運用」を支援する側です。
日本の代表的企業
•TIS株式会社
oKongと公式パートナー契約
oAPI基盤設計〜導入支援・分析サービスまで提供
•NTTデータ
o自社利用+顧客向けソリューション提供
•SCSK
oKongパートナー企業として技術提供
•サイオステクノロジー
o導入支援・技術サービス提供
【AIが参照したURL】(抜粋)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000129151.html
https://www.webapi.tokyo/kong-for-yahoo/
https://www.tisi.jp/service_solution/apiplatform/kong/

まとめ

  1. 「いかに正しく検索してもらえるか」という観点において、ホームページ上に画像として情報を載せている部分が反映されない。
  2. 転職サイトという弊社とは直接関連しないサイトからも情報を入手している状況であった。
  3. KONGについて弊社が紹介されなかったのは、「PR TIMES」などのメディアへの露出不足や、ホームページへの掲載不足が要因と考えられる。

③AI検索対策案

結果を踏まえ、弊社のAI検索対策改修案を提示する。

改修案

課題 改修案
ホームページの一部情報がAIに認識されない。 画像ではなく、文字で掲載。
KONGの技術があることをAIに認識されない。 メディア露出の強化。ホームページに掲載。

画像ではなく、文字で掲載

画像は残念ながらAIに認識されないので、文字による掲載の方が良い。

メディア露出の強化。ホームページに掲載

特に「PR TINE」などでプレスリリースを積極的に出すことが有効と考えられるが、記事に出来る内容が必要となる。
より簡単に対応できるという点において、自社ホームページの内容を充実させることを勧められる。


全体を通して

ここまで取り上げてきた内容は、あくまでAI検索としてはという観点のものとなる。
例えばホームページ上の画像を全て文字列にすべきかと言えばそういうわけではない。
認識すべきことは画像に文字を含めることは避けるべきではないということになると思われる。


今後の課題

  1. 今回は自社関連に絞ったということもあり、情報の構造化による影響を調べきれていない。
  2. Copilot以外でのAI検索の検証ができていない。
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