概要
利用者はサーバーを構築しなくてもソースコードを書いてデプロイすればインフラでバックエンドの関数を実行できる便利なサービスであるAWS Lambda便利ですよね。
これってどれぐらい料金がかかるのか今まで意識したことがないです。趣味の範囲ならおそらく無料?
こちらが公式サイト
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AWS Lambda はサーバーのプロビジョニングや管理を行うことなくコードを実行できるサーバーレスのコンピューティングサービスです。ワークロードを考慮したクラスタースケーリングロジックの作成、イベント統合の維持、ランタイムの管理を容易に行うことができます。Lambda を使用すれば、実質どのようなタイプのアプリケーションやバックエンドサービスでも管理を必要とせずに実行でき、使った分だけお支払いいただけます。料金は、関数に対するリクエストの数と、コードの実行にかかる時間に基づいて請求されます。
「使った分だけお支払い」なので無料枠に収まれば〇円です!
無料枠の解説
AWS Lambda の無料利用枠には、1 か月あたり 100 万件の無料リクエストと、1 か月あたり 40 万 GB 秒のコンピューティング時間が含まれており、x86 および Graviton2 プロセッサの両方を使用する関数に利用できます。 さらに、無料利用枠には、リクエストごとの最初の 6 MB が無料ですが、それ以外に、1 か月あたり 100 GiB の HTTP レスポンスストリーミングが含まれます。Lambda はまた、毎月の使用量が一定の基準値を超えたオンデマンド期間に対して、段階的な価格オプションを提供しています。AWS Lambda は Compute Savings Plans でカバーされます。これは、1 年または 3 年の期間での一貫したコンピューティング使用量 (USD/時間で測定) を契約するかわりに、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、AWS Fargate、および Lambda を低価格でご利用いただけるようになる柔軟な料金モデルです。Compute Savings Plans を使うと、AWS Lambda で最大 17% の節約が可能になります。節約効果は使用時間と Provisioned Concurrency に適用されます。
公式だけだと分かりにくい?
上の解説だけだと私分かりづらかった💦
頭が良くないせいだろう。。。
Geminiに書くのを手伝ってもらう
結論から言うと、AWS Lambdaは「リクエスト数」と「メモリ割り当て × 実行時間」の2軸で課金される従量課金制です。
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AWS Lambdaの無料利用枠(毎月適用)
AWSアカウントを持っている限り、無期限で毎月適用される無料枠は非常に強力です。個人開発や小規模なアプリケーションであれば、この範囲内で収まることも少なくありません。
| 項目 | 無料枠の内容 | 補足 |
|---|---|---|
| リクエスト数 | 月間100万件 | 関数の呼び出し回数です。 |
| コンピューティング時間 | 月間 40万 GB-秒 | メモリ量と実行時間の掛け合わせです(後述)。 |
| その他 | HTTPレスポンスストリーミング | 月間 100 GiBまで無料。 |
「40万 GB-秒」とは? これだけ聞くと分かりにくいですが、「割り当てたメモリ量」によって無料で使える時間が変わるという意味です。
1GB のメモリを割り当てた場合:400,000秒 (約111時間) 利用可能
128MB (0.125GB) の場合:3,200,000秒 (約888時間) 利用可能
※メモリを少なく設定するほど、無料枠で使える「時間」は長くなりますが、処理能力(CPU)も下がるため、処理に時間がかかる場合がある点には注意が必要です。
2.料金が決まる仕組み(無料枠を超えた分)
無料枠を超えた場合、以下の要素に基づいて課金されます。
A. 実行時間(期間)
- 計算方法: コードの実行開始から終了(または中止)までの時間。
- 単位: 1ミリ秒単位で切り上げ計算されます。
- 含まれるもの:
- ハンドラー内のコード実行時間
- 初期化コード(ハンドラー外の宣言など)
- 拡張機能(Extensions)のシャットダウン時間
- SnapStart使用時の復元・ロード時間など
B. メモリ設定(リソースモデル)
- ユーザーは「メモリ量」を指定します。
- 重要: メモリを増やすと、それに応じて CPUパワーやその他のリソースも比例して増加します。
- 例:メモリを倍にすると、CPU能力も倍になり、計算コストは上がりますが、処理が速く終わることで結果的に安くなる場合もあります。
C. プロセッサのアーキテクチャ
どのCPUアーキテクチャを選ぶかによって料金パフォーマンスが変わります。
- x86: 標準的なプロセッサ。
- Arm (Graviton2): AWS設計のプロセッサ。x86と比較して最大 34% 優れた料金パフォーマンスを実現します。特段の理由がなければ、こちらの方がコスト効率が良い場合があります。
最後に
まとめると
- まずは無料枠: 月間100万リクエスト、40万GB-秒までは無料です。
- 工夫のしどころ: 「適切なメモリ量の設定」と「Graviton2 (Arm) の利用」がコスト最適化の鍵です。
流石に20回ぐらい実行して遊ぶだけだと無料の範囲内に収まると思われます。