[Package Manager]パッケージマネージャとは

Last updated at 2024-01-12Posted at 2024-01-12

パッケージマネージャ:プログラムを便利に管理するツールであり大きく2つに分けられる。
1. OSレベルの機能やソフトウェアパッケージを管理するもの（Ex.Linuxのyumやapt等）
2. ソフトウェア開発時に使用する機能部品や実行部品を管理するもの（Ex.Node.jsのnpmやyarn、JavaのMaven等）
  ※本ページでは、後者のソフトウェア開発時に使用するパッケージマネージャについて記載する。

パッケージ配布サーバーの公開
多くのOSS開発言語／フレームワークではインターネット上にリポジトリ(Webサイト)と呼ばれる配布サーバーが公開され、各種の機能を実現するOSSがパッケージとして配布されている。パッケージマネージャはネットワークを通じて必要なパッケージを取得することができる。
インストール管理
パッケージのインストールやアンインストール、情報管理、バージョンアップ手段の提供などを行う。
（パッケージのインストールやアンインストール時は、共通のコマンドで実施可能）
依存関係の解決
一般的にあるパッケージを動作させるための前提条件として別のパッケージが必要となる場合が多く、これを依存関係（パッケージAの中にパッケージB,C、モジュールD,Eが存在するイメージ）と呼ぶ。パッケージマネージャはこの依存関係を管理し、必要に応じてインストールやバージョンアップなどを行う。
パッケージマネージャーに依るが、脆弱性情報やEOL（更新期限切れ）情報の提供など、色々な機能が提供されている場合もある。