この記事は、GAS(Google Apps Script)とDiscordを連携させた英単語テスト自動作成システムの開発記録・第1回です。
初回の今回は、
- 開発を始めた理由
- システム全体の概要
- 連携のための準備
について記述します。
開発理由
GAS(Google Apps Script)に触れる機会があり、スプレッドシートとDiscordを連携したりできることを知って「自分も何か簡単なシステム作ってみたいな~」と思ったから。あと、競技プログラミング以外のプログラミングに挑戦したことが無かったから。
システムの概要
英単語の効率的学習を補助するツール。
主な機能
指定した時間(例:毎日18時)に自動でテスト作成(テストはGoogleフォーム形式)
過去の正答率から苦手な問題のみを出題
作成されたテストURLや採点結果をDiscordチャンネルに自動送信。
GoogleスプレッドシートとDiscordの連携手順
連携に関しては、以下のサイトを参考にさせていただいた。
基本的にはこのサイト通りに設定を行ったが、GASのプロジェクトはシステムで使用するスプレッドシートから直接開いた。
大まかな流れは次の通り。
- DiscordサーバーでWebhook URLを発行
- Googleスプレッドシートを新規作成
- メニューから「拡張機能 → Apps Script」を開き、コードを記述
-
UrlFetchApp.fetch()を使ってDiscordへPOST送信
さいごに
今回は初回として、システムを作成した動機や主な機能について記述しました。
次回からは本格的に開発方法について触れていきたいと思います。