Docker Hub の Gradle 公式イメージの説明書き の日本語訳。
Gradle とは?
Gradle は、ビルドの自動化と多言語開発のサポートに重点を置いたビルドツールです。
任意のプラットフォームでソフトウェアを構築、テスト、公開、デプロイする場合、 Gradle はコードのコンパイルとパッケージ化から Web サイトの公開までの開発ライフサイクル全体をサポートできる柔軟なモデルを提供します。
Gradle は Java, Scala, Android, C/C++, Groovy などの複数の言語とプラットフォームにわたるビルド自動化をサポートするように設計されており、Eclipse, IntelliJ, Jenkins などの開発ツールや継続的インテグレーションサーバーと緊密に統合されています。
このイメージの使い方
Gradle プロジェクトの構築
ビルドする Gradle プロジェクトのディレクトリから下記を実行します。
docker run --rm -u gradle -v "$PWD":/home/gradle/project -w /home/gradle/project gradle gradle <gradle-task>
上記のコマンドは root として実行されるのを避ける為に uid/gid 1000(ユーザー gradle)を使用して実行されることに注意してください。
ボリュームをマウントしており、 Docker を実行している uid/gid が 1000 でない場合は、ユーザー root( -u root
) として実行する必要があります。
root もデフォルトであるため、単純にユーザーを指定しないこともできます。
ライセンス
このイメージに含まれているソフトウェアのライセンス情報を表示します。
すべての Docker イメージと同様に、これらには他のライセンスの下にある可能性のある他のソフトウェア(ベースディストリビューションの Bash など、含まれているプライマリソフトウェアの直接的または間接的な依存関係)も含まれている可能性があります。
自動検出できたいくつかの追加のライセンス情報は、 repo-info リポジトリの gradle/
ディレクトリにある可能性があります。
ビルド済みのイメージの使用に関しては、このイメージの使用が、そこに含まれるすべてのソフトウェアに関連するライセンスに準拠していることを確認するのはイメージユーザーの責任です。