/etc/dhcpcd.conf
に記載されているコメントの日本語訳。
dhcpcd 設定例
詳細は dhcpcd.conf(5)
を参照してください。
指定したグループのユーザが制御ソケットを介して dhcpcd と対話できるようにします。
controlgroup wheel
DDNS 用のホスト名を DHCP サーバーに通知します。
hostname
クライアント ID には、インターフェースのハードウェアアドレスを使用してください。
clientid
または RFC4361 に従って DHCPv4 ClientID に
DHCPv6 で設定されているものと同じ DUID + IAID
を使用してください。
RFC に準拠していない DHCP サーバーの中には、上記の組合せで応答しないものがあります。
この場合は、 duid をコメントアウトして先述の clientid を有効にしてください。
duid
dhcpcd が終了してもインタフェース設定を保持します。
persistent
迅速なコミットサポート。
サーバー上で実際に動作しているのと同等のオプションセットを要求する為、
デフォルトで有効にしても安全です。
option rapid_commit
DHCP サーバーから要求するオプションのリスト。
option domain_name_servers, domain_name, domain_search, host_name
option classless_static_routes
ほとんどのディストリビューションは NTP をサポートしています。
option ntp_servers
ネットワーク MTU を尊重します。これは DHCP ルートに適用されます。
option interface_mtu
ServerID は RFC2131 で必要とされています。
require dhcp_server_identifier
ハードウェアに基づくアドレスではなく、安定したプライベート IPv6 アドレスを生成する。
slaac private
静的 IP の設定例
interface eth0
static ip_address=192.168.0.10/24
static ip6_address=fd51:42f8:caae:d92e::ff/64
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8 fd51:42f8:caae:d92e::1
DHCP が失敗した場合は、静的 IP にフォールバックすることが可能です。
以下に静的プロファイルの定義例を掲載します。
profile static_eth0
static ip_address=192.168.1.23/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1
eth0 の静的プロファイルへのフォールバック
interface eth0
fallback static_eth0