dockerを使用する際複数のコンテナを同時に使うことはよくある．
しかし
同時に複数のコンテナ内で操作をしたい
dockerdesktopでは操作しにくい
ことを感じるので，これならコマンドで実行すればいいのではないかと感じた．
コマンドならウィンドウやタブを複数立ち上げればいいので簡単に操作でき，dockerdesktopアプリをバックグラウンドで起動しておけばいいだけである．また不要になったらコマンドウィンドウを閉じればいいだけなので作業効率が上がるのではないかと思う．
そこで本記事ではdockerでよく使うコマンド集を記載する．
Docker Desktopは以下のサイトからインストールする．
https://www.docker.com/get-started/
dockerの基本説明と使用方法については以下の記事から．この記事の内容を把握していること前提で説明する．
他のチートシート
git/gh コマンド
SQL
Go
TypeScript
ステータスコード
プルリクエスト・マークダウン記法チートシート
ファイル操作コマンドチートシート
Vim
複数のコンテナの実行
複数のコンテナをまとめて実行する．
docker compose up
まとめてビルド
複数のサービスをまとめてビルドする．
docker compose build
複数のコンテナのビルド&実行
複数のサービスをまとめてビルドし，実行する．
docker compose up --build
複数のコンテナをバックグラウンドで実行
複数のコンテナをデタッチモードとして起動し，バックグラウンドで実行する．
docker compose up -d
複数のコンテナの停止
複数のコンテナをまとめて停止する．
docker compose stop
複数のコンテナのリソース削除
複数のコンテナをまとめて停止し，リソース(ボリューム，ネットワーク)を削除する．
docker compose down
複数のコンテナの削除
複数のサービスをまとめて削除する．(コンテナが停止中の時のみ)
docker compose rm
コンテナ内でコマンドを実行する
あるコンテナの中でコマンドを実行する
docker compose exec [サービス(コンテナ)名] [コマンド]
コンテナ内で実行しないと依存関係がインストールされていないローカルマシン上でそのアプリケーションのコマンドは実行できないのでコンテナ内で実行しよう
例えばDjangoでマイグレーションをしたい場合
docker compose exec web python manage.py migrate
複数のコンテナの再起動
複数のコンテナをまとめて再起動する．
docker compose restart
複数のコンテナのログを出す
あるサービス(コンテナ)のログをだす．指定をしなければすべてのコンテナのログがまとめて出せる．
docker compose logs [サービス(コンテナ)名]
複数のコンテナの状態を表示
複数のコンテナの状態をリストする．
docker compose ps