概要
JavaScriptにてシングルクオーテーション(')など、パラメータ内で使用している記号をそのまま表示しようとすると エラーが発生してしまうため、その表示方法についてのまとめとなります。内容
以下の文章を表示したい場合を例に説明したいと思います。 ``` I'm Japanese``` これをそのままプログラムで表示しようとした場合、 ```document.write('I'm Japanese');```となりますが、シングルクオーテーションとアポストロフィが同じ記号であるためエラーが発生してしまいます。
このように、特殊な文字を表示したい場合はエスケープシーケンスと呼ばれるものを使って表示するようにできます。
上記の場合だとシングルクオーテーションであることを出力したいので__「'」__と記載することで表示が可能となります。
document.write('I\'m Japanese');
その他まとめ
エスケープシーケンスには他にもいくつかあるので、表示でエラーが発生した場合に参考してみてください。記号 | 意味 |
---|---|
\b | バックスペース |
\t | 水平タブ |
\v | 垂直タブ |
\n | 改行 |
\r | 復帰 |
\f | 改ページ |
' | シングルクォーテーション |
'' | ダブルクォーテーション |
|円マーク(またはバックスラッシュ) | |
\0 | NULL文字 |
\xXX | 2桁のXX(16進数)が表すLatin-1文字 |
\uXXXX | 4桁のXXXX(16進数)が表すUnicode文字 |