#はじめに
この記事は、WPFをVisualStudioExpress2017で開発したときのメモです。
普段は簡単な社内ツールをWPFで開発しています。
(ちなみに、Qiita初投稿です。練習中です。)
#概要
VisualStudioでなんとなく開発を始めてしまうと、
プロジェクト名やフォルダ構成を変えたくなることがあります。
手動で変えた後に、参照や名前空間がおかしくなって怒られたので
どこを修正して動くようにしたのかメモを残すことにしました。
#復旧手順
##1. プロジェクト名と名前空間を変更する場合
名前空間の変更箇所は、次の3点
###.xamlファイル(App.xaml以外)
"x:Class"をプロジェクト名に合わせる。
###.xamlファイル(App.xaml)
"x:Class"と"xmlns:local"をプロジェクト名に合わせる。
(私は、xmlns:localの変更を忘れていて怒られた。)
###.csファイル
namespaceディレクティブをプロジェクト名に合わせる。
VS2017では便利機能として、[右クリック]->[名前の変更]とすると
ソリューション内の同一文字列を一気に変更してくれる。
##.slnファイルを移動する場合
.slnファイルのプロジェクト定義部分をエディタで編集する。
/~~~省略~~~/
Project("{00000000-0000-0000-0000-000000000000}") = "ProjectHoge", "<ProjectHogeまでの相対パス>", "{00000000-0000-0000-0000-000000000000}"
/~~~省略~~~/
#まとめ
思い付きで開発ツール作り始めても、いつでも修正できるとちょっと安心です。
配布用の綺麗なリリースフォルダを作成したり、slnファイルを別フォルダに移動したり
知ってしまえば意外と簡単に設定できるもんですね。