bin()
10進数を二進数にする時に使う。
print(bin(1))
print(bin(2))
print(bin(5))
print(bin(10))
# result
0b1
0b10
0b101
0b1010
出力結果の頭の0bは2進数であることを表しているだけのもの。
また、2進数をそのままprintで出力すると10進数として出力される。
num_bin = 0b1010
print(num_bin)
# result
10
count()
文字列のカウントに使う。
string.count(element, start, end)
stringはstring型の変数。
elementはカウントしたい要素。
startはスライスの位置の指定。オプションなので必須ではない。
endはカウントを止めるスライスの位置の指定。これもオプション。
string = "Hello World"
print(string.count("l"))
print(string.count("l", 1, -2))
# result
3
2
スタートを1に指定しているが、0からのスタートなので0番目の文字は"H"。
-2は後ろからのカウントとなるので-2番目は"l"。
Pythonでは場所を指定するとそれ以降、それ以前のものを指すことになるので実際には"llo Wor"の間でカウントをしていることになる。
str.rfind()
引数に指定した文字列がstrに含まれるとき、最大となるインデックスを返す。
つまり、一番最後に見つかった場所をインデックスで返す。
str.rfind()は次のような構造になる。
str.rfind(sub, start, end)
strは文字列。
startは検索対象の文字列のスライスのスタート位置。
endは検索対象の文字列のスライスのエンド位置。
a = "No pain, No gain."
print(a.rfind("No"))
print(a.rfind("i", 2, -3))
# result
9
5
map()
第一引数に関数、第二引数にシーケンス(リストやタプルなど)。
第二引数に指定されたものに含むそれぞれの値に対して、第一引数の処理を施すもの。
厳密には定義が違うらしいが、少々難解なので初学者の認識としてはこれで良いと思う。
l = ['Ryu', 'ken', 'Terry', 'Kazuya']
print(list(map(len, l)))
# result
[3, 3, 5, 6]
Python2でmap関数はリストを返していた。
Python3ではmapオブジェクトというイテレータを返す点に注意。
結果をリストにしたい場合はlist()を使う
l = [3.3, -6, 8]
print(map(int, l))
print(list(map(int, l)))
# result
<map object at 0x7ffedbfd5a30>
[3, -6, 8]
float()
引数に指定した数値や文字列から浮動小数点数を得るときに使う。
print(float(10))
print(float(1.1))
print(float())
print(float("3.14"))
# result
10.0
1.1
0.0
3.14
また、floatを用いると無限大を表現することができる。
float('inf')