はじめに
スクラムの入門書「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」を読み、自分が仕事を上手く進められていなかった原因の1つが、朝会の目的の勘違いにあったと気づいた。
ここでは本の内容のうち朝会(=デイリースクラム)に絞って、勘違いの中身と、次回の朝会から変えることを整理する。
Amazon.co.jp: SCRUM BOOT CAMP THE BOOK : 西村 直人: 本
朝会を進捗報告の場だと思っていた
朝会で自分の作業を共有する時の項目は、以下。
- 昨日やったこと
- 今日やること
- 困っていること
そこから、勝手に朝会の目的を「進捗報告」だと何となく認識していた。
その結果、以下の状態になっていた。
- タスクを期限内に終わらせる方法が「とにかく時間を使う」と「詰まったら相談する」という場当たり的なものしかない
- 作業をしながら、予想してなかった問題が次から次へと出てくる
- とにかく終わらせないといけないので、朝会前ギリギリまで作業をして、相談事項を整理できない
朝会の目的は問題を見つけること
しかし、本を読んで目的は「問題を見つけること」だと気づいた。
そして、目的への認識がずれていたことにより、共有する内容もズレていたことに気づいた。
| 読む前 | 読んだ後 | |
|---|---|---|
| 目的 | 進捗報告 | 問題を見つけること |
| 共有する内容(上手く行ってるとき) | 困ってることは多分ない! | 以下を考えた上で、ボトルネックになりそうな部分を相談する - このままで週(スプリント)のゴールは本当に達成できるか? - 昨日のタスクと今日やるタスクの差分は何か? - 今日のタスクで作業まで落とせてない不確実性はないか? |
| 共有する内容(上手く行ってないとき) | - ちょっとでもマシに見えるように報告したくなっちゃう - 何に困ってるか明確化できてない時がある |
- 事実をありのままに伝える - できれば、なぜ計画とずれたのかの原因について仮説を立てて伝える(問題の仮説についてのスコープを狭めるため) |
次回の朝会から変えること
朝会の30分前で作業を止めて、その30分を相談事項の整理に使う。
やめること
| やめること | 代わりにやること |
|---|---|
| ギリギリまで作業して、終わらせようとする | 朝会の30分前を期限にして、それ以降は絶対に作業しない |
| 1日単位の結果に一喜一憂する | 週(スプリント)のゴールに届くかで判断する |
| 思考停止で「困ってることはないです」と発言する | 30分の整理時間で、自分なりに問題の仮説を立てる |
| 「何に困ってるか分からないんですけど〜」と発言する | 30分の整理時間で、自分なりに困ってる点を整理する |
朝会前の整理フォーマット ver1
30分の整理時間に、以下を埋めてから朝会に出る。
## 昨日やったこと
昨日の目標
昨日の実績
- (消化したチケットやポイントなど)
計画通りか?(yes or no)
## 今日やること
- (大きいタスクは作業単位まで砕く)
## 相談すること
(上手く行ってる場合)
- このままで週(スプリント)のゴールは本当に達成できるか?
- 昨日のタスクと今日やるタスクの差分は何か?
- 今日のタスクで作業まで落とせてない不確実性はないか?
(上手く行ってない場合)
- なぜ計画とずれたか?(仮説でいい)
- どのように解消するか?
おわりに
今回、個人的な課題と学びを記事にしてみた。
整理できたし、今後の行動の宣言もできたので、良い感じ。
記事執筆のハードルを下げて、これからも続けていこう。