今回は、Twilioハッカソン2022において、自分がチームリーダーを務めたTeam CoTの制作物、「モノの気持ち」について紹介いたします!!
Twilioハッカソンとは
Twilioを使いながら、日常のコミュニケーションを少しリッチに、そして便利にしていくことを目的としたオフラインで実施される2日間のハッカソンです。
今回のハッカソンでは、身の回りにあるちょっとした課題を、コミュニケーションAPI「Twilio」を使って解決することによって、「コミュニケーションのDX化」を実現してみませんかをテーマにチームに分かれ、アプリケーションなどを開発していきました。
今回のハッカソンは2日目の方のオフラインが中止となり、オンラインでの発表となってしまいましたが、多くの人がTwilioを使い様々なものを制作するイベントとなっていました。
モノの気持ち
概要
今回のハッカソンでは、当日5人のチームを結成し、「communication of things」の略となるCoTから、Team CoTを結成し、「モノの気持ち」を作成いたしました。
「communication of things」ともある通り、人と人とのコミュニケーションではなく、人と物とのコミュニケーションに着目したシステムとなっており、モノが人のようにLineで明日の予定を伝えてきたり、電話で自分自身を忘れたことを知らせたりするシステムとなっています。
今回のデモの時に使ったドアと磁気センサの検知用obniz
※ドアはチームメンバーの方が作成してくれました。本当にありがとうございます
コンセプト
本システムは、「身近には気づかないだけで、すぐ傍には大事な物(ヒト)がいる)をコンセプトに作成されており、忘れ物を防ぐための仕掛けが随所に仕込まれています。
例えば、ものごとに実はさまざまなキャラ付けがされていたり、忘れ物をした際に話す内容も違っていりなど様々な工夫がなされています。
システムについて
1.Kintoneに入力された予定から、必要な持ち物を検出する
2.予定の前日になると、モノたちは忘れられないようにLineでアピールする
3.当日、それでも忘れられてしまった場合は、即座に物から持ち主に、電話を掛ける
の3つとなっており、この3つにより、忘れ物を防ぐ仕組みを作っています。
アピールポイント
アピールポイントとしては、モノからメッセージが届く/電話がかかってくることで人間味を強調することで、モノへの愛着を沸かせます。これによって、自然にモノへと意識を向けるようになり、忘れ物自体を予防できるものとなっています。
そのため、従来のリマインダーよりも"継続的"なものとなります。
ということですね。
今回のハッカソンで気をつけたこと
今回のハッカソンでは、当日参加した方々でチームを組んで作業をおこなったため、できる限り、常時確認を行うこと、作っていくときにコンセプトとずれてないかを常に考えることを意識して行いました。
今までのハッカソンでは、コンセプトのチェックの部分があまりできていなかったため、今回はやるように意識しました。
今回のハッカソンの結果
今回のハッカソンでは、見事、obniz賞をいただくことができました。
チームメンバーの皆さん、テクニカルサポーターの皆さん、運営の皆さん本当に今回のイベントありがとうございました。自分の中でも大きな一歩となるイベントとなったように感じます。また、Twilioハッカソンがあればぜひ参加したいと思います!!
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