タイトルの通りですが、Nano Banana Proの画像をそのまま翻訳する性能が非常に高かったので記事にまとめてみました!
PDFになっている論文のアブストを画像から翻訳させてみます。
対象の論文は下記を用います。
実際にやってみる
プロンプト
日本語に翻訳してください。画像として出力して。
以上のように、上手く翻訳できていることがわかります。自分が確認した限りでは、翻訳漏れなどは無さそうです。フォーマットを全く崩さず翻訳できるのは、今までのテキスト->テキスト翻訳には無いメリットです。
プロンプトには画像として出力して。を追加した方が良いです。下記のプロンプトのみの場合だと、画像ではなくテキストとして出力されました。
日本語に翻訳してください
まとめ
Nano Banana Proを用いることで、画像->画像の翻訳が高性能でできることがわかりました。これは、テキスト->テキストの翻訳が難しい場合に役に立ちそうです。例えば、論文のフォーマットを崩さず翻訳する、スマホで外国語の看板を撮影して翻訳するなど、色々と活用シーンが思い浮かびます。一方で、通常の翻訳と比べてやや時間がかかる(10秒ほど)デメリットがありました。トークン消費量も多いので、プロダクトに組み込む場合は、テキスト->テキストの翻訳の方に軍配が上がるかもしれません。
Nano Banana Proを試してみたい方は、下記のGoogle Japanのツイートに添付されているリンクから試してください!



