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Arduino IoT CloudとNode-REDを組み合わせるときのメモ

Last updated at Posted at 2021-12-13

はじめに

やることなす事はとても簡単です。
Arduino IoT CloudフローをNode-REDにインストールしてAPIキーを設定するだけの話です。

今回の3ステップ

  • Arduino IoT CloudでAPIキーを取得する。
  • node-red-contrib-arduino-iot-cloudをインストールする。
  • 使用するノードにAPIキーを設定する。

事前にやるべきこと

  • Arduino IoT CloudでThingsが設定されていて、Dashboard等の機能で動作確認ができていること。
  • Node-REDが使える環境を持っていること。ちなみに筆者はenebularを用いている。
  • ESP32やArduino MKR Wifi などのWifiに繋げられるArduinoボードを持っている。Lチカとセンサデータの取得がゆるく確認できれば良いぐらいであれば、Arduino MKR Wifi 1010をおすすめしています。

Arduino IoT CloudでAPIキーを取得

APIキーはArduino IoT Cloudログイン後ページのIntegrationsタブ→CREATE API KEYから作成する。
作成後、IDとシークレットキーが表示されるため控えておく。PDFで取得することも可能。
(このタイミング以降はシークレットキーを表示する術がないため、万が一失念した場合は再発行する。)

APIキー.png

node-red-contrib-arduino-iot-cloudをインストール

フローの説明はこちら
https://flows.nodered.org/node/@arduino/node-red-contrib-arduino-iot-cloud/in/x6nLBn2zSj93

自身の環境のnode-redでnpm installしていただければOKです。
ちなみにenebularであれば設定の「ノードを追加」からインストールすることが可能です。

ノードを追加設定.png

適切にフローがインストールできれば、パレットにこのようなノードが追加されるはず。

ノード.png

使用するノードにAPIキーを設定する。

新しく加わったArduino IoT Cloudノードをエディタ画面上に配置したあとに、パレットを設定開いてConnectionの設定をする。鉛筆マークをクリックするとClient IDとSecret Keyを設定する場所があるので、最初のステップで取得したIDとキーを設定する。

入力されたキーとIDが正しければ、下記のように作成したThingsやPropertyを勝手に取得してくれる。超ステキ。

ノード設定サジェストつき.png

Arduino IoT Cloudノードそれぞれの説明

こちらを参照する。
https://qiita.com/Inoue_Minoru/private/27152074f0321389dca4

うまく行かない場合の確認事項

以下、過去の自分に贈る言葉です。

  • Thingsで作成したコードはデバイスに書き込まれていますか?
  • WiFiには接続されていますか? ONLINEになっていますか?
  • ダッシュボードとつなげてあるべき姿でデバイスは動作していますか?
  • node-red-contrib-arduino-iot-cloudはインストールされていますか? パレットに新しいノードは追加されていますか?
  • ノードにClient IDとSecret Keyを入れた後にThingやPropertyはサジェストされていますか?
  • ノードで指定したPropertyとDashboardで確認した際のPropertyは一致していますか?
  • そもそもデバイスの配線は大丈夫ですか? 確認している間にジャンパや部品は抜けていませんか? 電源は入っていますか?

まとめ

  • 連携自体は超簡単。Node-REDになれている人ならLチカぐらいは数分で確認できそう。
  • とりあえずネット越しにデバイス動かしたい!という人なら是非。

おまけ

Rumicarと呼ばれる自律動作ラジコンを連携してみた話です。

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