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起動テンプレート作成、EC2 Auto Scalingの作成

Last updated at Posted at 2023-03-23

何度かAuto Scaling グループを作ったことがあった。最近、起動設定(Launch Configuration)があまり推奨されなくなったとのことで、その後継と言われる起動テンプレート(Launch Template)を使うことになった。慣れ親しんだものから新しいものへ。

概要図

イメージとしてはこんな形。昔はここの起動テンプレートの部分が、起動設定だったが、完全に置き換わった形となる。
image.png

前提

  • EC2インスタンスのAMIは取得済
  • ELB、ターゲットグループ、リスナーも作成済

作り方

起動テンプレートを作る

EC2の起動テンプレートを開いて新規作成画面にいく。起動テンプレート名を適切なものに指定する。
image.png

AMIを選ぶ。
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自分で作成したAMIを選ぶ場合、以下のようにする。
image.png

インスタンスタイプも選択する。
image.png

キーペアを指定する。
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ネットワーク設定として、サブネットやセキュリティグループを設定できる。
image.png

高度な詳細でIAMロール等を設定可能。
image.png

ユーザーデータもここで設定が可能。
image.png

作成が完了すると以下画面になる。
image.png

AutoScalingグループを作る

EC2からAutoScalingグループへ進み、作成するボタンを押す。
image.png

AutoScalingの名前を決める。
image.png

先ほど作った起動テンプレートを指定する。
image.png

起動テンプレートを指定すると、バージョンという奇妙な設定が出る。新規作成のときは「Default」でOK.後々、起動テンプレートのAMIを更新すると、このバージョンの数がインクリメントされていく。AMIを変える度に、AutoScalingグループのこのバージョンを変えていくこととなる。
image.png

次へをクリックする。
image.png

ネットワーク設定としてVPCやAZ、サブネットを選択可能。起動テンプレートにも同じようなネットワーク設定があった気がするが、要件に応じてどちらかにする。
個人的には起動テンプレートで、セキュリティグループをつけて、AutoScalingグループでVPCとAZ(サブネット)を割り当てる方針としている。
image.png

インスタンスタイプについても同様に、起動テンプレートと重複している。ここでは起動テンプレートで決めたインスタンスタイプから変える理由がないので、そのまま次へ。
image.png

詳細オプションでELBとの連動もできる。ここは後から設定できるので、今はロードバランサーなしで進む。
image.png

グループサイズを設定する。インスタンスをいくつデプロイするか?という設定。以下のように全部1にすると、AutoScalingを用いたAutoHealingという動きになる(必ず1台起動しろ、という設定なので、ヘルスチェックに違反すると既存のEC2が終了し、新たにEC2が立ち上がる)。
image.png

スケーリングポリシーなどは要件に応じて設定。
image.png

通知やタグも任意設定。
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確認画面が出るので、今までの設定を確認して作成!
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AutoScalingグループが新たに作成されました。
image.png

ELBとAutoScalingグループの連携

先ほど作成したAutoScalingグループより、ELBとの連携設定をする。
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アプリケーション、ネットワークまたはGWLBターゲットグループをチェックして、対象ELBのターゲットグループを選ぶ。
image.png

更新ボタンをポチる。
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ポチリ後、更新される。
image.png

ELBとのヘルスチェックをAutoScalingグループに連動させるため、ヘルスチェックを編集する。
image.png

ヘルスチェックのタイプ「ELB」にチェックを入れる。猶予期間も任意に変更して、更新。
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これでEC2のヘルスチェックだけでなく、ELBのヘルスチェックからもAutoScalingグループの発動が判断されるようになる。

まとめ

起動テンプレートは初めてでしたが、あんまり起動設定と変わらないというか、ちょっときめ細かになった感じで、少し便利になった感はありました。逆にそれ以外は何が変わったんだ?というレベルでもあったというか(笑)

おまけ

起動テンプレートの更新

AMIを更新したいときは、起動テンプレートの以下画面から更新する。
image.png

もろもろAMI変えるなどの設定をして、「テンプレートのバージョンを作成」を押す。
image.png

作成したAutoScalingグループに戻り、起動テンプレートを編集する。
image.png

ここのバージョンを選択して、もっとも大きい数値に変える。
image.png

Latestにしておけば、勝手に新しい起動テンプレートのバージョンを見に行ってくれる。ただし、新バージョンの起動テンプレートに誤りがあったら・・・後の祭り。
image.png

楽しいAutoScalingライフを。。。

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