はじめに
こんにちは!
この記事では、IT系学習サイト「Ping-t」だけを使って、AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-C03)に合格した体験記をお届けします。
平日のスキマ時間だけで効率的に学習したい方、できるだけ費用を抑えて合格したい方の参考になれば幸いです。
筆者のプロフィール
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AWSに関する知識
- CI/CDでAWS環境を少し利用していたレベル(S3にファイルを置く、ECRにコンテナの配置するなど、基本的な操作のみ)
- 正直、各サービスの詳細な役割や連携については、ほぼ知識ゼロからのスタートでした
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保有資格
- AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01) を半年前(2024年12月頃)に取得
- CLFの知識はありましたが、SAAの深い内容にはついていけていない状態でした
- AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01) を半年前(2024年12月頃)に取得
効率重視の学習スタイルと総勉強時間
私の学習スタイルは 平日の昼休みオンリー です。
休日はしっかり休み、定時後も自分の時間に切り替えるため、仕事の延長線上にある勉強はしたくない、という強い意志がありました。
- 総勉強時間: 約47時間
- 学習ツール: Ping-t のみ(参考書、動画教材などは一切使用していません)
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学習ペース:
- 平日昼休み: 1時間(約30問) を毎日継続
- 試験当日: 3時間(約100問) で最終確認
このスタイルがハマる方には、非常に参考になるかと思います。
試験当日のリアルな状況…「落ちた」を確信
試験当日、PCの前に座り開始ボタンをクリック。しかし、そこに広がっていたのは想像以上に厳しい世界でした。
- 長文問題の嵐: Ping-tの模擬試験でも長文問題はありましたが、本番はそれ以上に結局この問題は何を求めているんだっけと、要件を読み解くのに脳のリソースをかなり奪われました
- 見たことある問題はごく僅か: Ping-tで何度も解いた問題と全く同じ、というものは5〜10問程度
- 確信を持って答えられた問題: 15〜20問ほどでした。残りの問題は、問題の意図を必死に想像しながら、消去法で選択肢を削っていく作業に終始しました。
- 時間との戦い: 65問目に到達した時点で、残り時間は約20分。不安な問題にチェックは入れていましたが、見直せたのはほんの数問だけでした
試験終了のボタンを押した瞬間の感想は、
「…厳しい戦いすぎた。これは落ちたな。知らない単語も多すぎたし、次は何で勉強し直そうか…」
でした。
結果と合格の決め手
試験後すぐに結果がわからないAWS認定試験(CLFは試験後すぐに結果が分かった。)。しかも運悪く連休を挟んでしまい、会社PCでしか結果メールを確認できない私は、数日間モヤモヤした気持ちで過ごす羽目に…(受験するタイミングは計画的に!)。
そして連休明け、恐る恐るメールを開くと…合格の文字が!
スコアは 737点(合格点: 720点)。
本当にギリギリでした。もっと勉強すべきだったと反省しつつも、合格は合格です。
振り返ってみて、このギリギリの戦いを制した決め手は、以下の2点だったと感じています。
- 直前の追い込み: 試験当日の朝にPing-tで約100問を解き、解説を読み込んだこと。これにより、知識が脳に定着した状態で本番に臨めました
- Ping-tで全問題に触れられたこと: これが一番大きかったです。たとえ知らない問題でも、Ping-tで培った基礎知識があったからこそ、「この要件なら、おそらくこのサービスを使うはずだ」という推測力が働きました
特に、Ping-tの解説の分かりやすさと図解の豊富さは、この"推測力"の土台を作る上で非常に役立ちました。
【本題】なぜ私がここまでPing-tをオススメしたいのか
実は、私がPing-tだけで資格を取得したのは今回が初めてではありません。
- Oracle Master Bronze DBA(旧:Oracle Master Bronze 12c)
- Lpic Level 1
これらの資格も、すべてPing-tの力だけで取得してきました。だからこそ、自信を持ってPing-tをオススメできます。
具体的な推しポイントは以下の通りです。
1. 圧倒的なコストパフォーマンス
AWSの学習教材は、動画サイト(Udemyなど)や参考書など選択肢が豊富ですが、それなりに費用がかかります。
Ping-tは月額2,640円〜税込という料金設定。(筆者は2ヶ月プランなので3,300円:月額換算1,650円)私のように「1〜2ヶ月で短期集中!」と決めれば、書籍1冊分ほどの価格で膨大な問題と質の高い解説にアクセスできます。費用を最小限に抑えたい方には、これ以上ない選択肢です。料金プランは「プレミアムプラン」を参照してください。
特におすすめポイントとしては、一部の教材が無料で勉強に使えることです。
※AWS SAAの教材は一部有料化となった。(2025/08-)
AWS CLFは無料(2025/08時点)
2. 「なぜ?」がわかる質の高い解説と豊富な図解
今回のSAA合格の決め手にもなったのが、解説の質です。特に、VPC、サブネット、ルートテーブル、各種ゲートウェイといったネットワーク周りの構成や、可用性を高めるためのシステム構成などは、文章だけではイメージしにくいもの。
Ping-tは、そういった複雑な概念を豊富な図で解説してくれるため、「なるほど、こういうことか!」と直感的に理解できます。この「イメージで理解する」経験が、本番での応用力に繋がりました。
3. 学習の継続しやすさ(UI/UX)
私の学習スタイルは「平日の昼休み」でした。PCを開く時間も惜しい中で、スマホで手軽にサクサク問題を解けるUIは本当にありがたかったです。
間違えた問題だけを抽出したり、分野を絞って演習したりと、自分の理解度に合わせて柔軟に学習を進められる機能も充実しており、モチベーションを維持しやすかったです。
4. 合格に必要な知識を網羅
試験直後は「Ping-tで見たことない問題ばかり…」と感じましたが、今思えばそれは当然です。丸暗記で通用する試験ではなく、知識をどう組み合わせて課題を解決するかが問われます。
Ping-tは、その思考のベースとなる知識の幹を太くしてくれる問題が網羅されています。一つずつの問題と解説をじっくり読み解くことで、合格に必要な知識の引き出しを確実に増やすことができます。
まとめ
- Ping-tだけでもAWS SAAの合格は可能!
- ただし、私のようにギリギリになる可能性もあるため、高得点を目指すなら他の教材との併用も視野に入れると、より盤石になるでしょう
- 効率重視、スキマ時間活用、低コストというキーワードにピンと来た方には、Ping-tは最高の学習パートナーになるはずです
これからAWS SAAを受験される方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
頑張ってください!