IQ Botでテーブルのマッピングを学習させるには、実は2通りの方法があります。
基本編となるこちらの記事ではそのうち1つにしか触れていないのですが、この記事ではもう少し細かいことを説明します。
#2つの方法
##1.基本の方法
基本の方法は、「列名の位置にかぶせて、列の幅を指定する」というやりかたです。
こちらの記事で説明しているのも、基本のやりかたです。
IQ Botは行数が可変の明細でも取得ができるのですが、可変の行数の明細を取得する場合は、必ずこの基本の方法でマッピングを設定する必要があります。
##2.1行目の値の位置を指定する方法
基本の方法ではうまくいかない場合、以下のように、1行目の値の位置を選択する方法もあります。
このやりかたをすると、行の幅・高さともに1行目に準じた繰り返しを認識しようとするので、行数が可変の明細には対応できないというデメリットもあります。
ただし、行数が固定の場合には、基本のやりかたよりも安定して繰り返しが認識できるというメリットもあります。
#注意点
上記の2つのマッピングの方法を、同じテーブルの中で混在させることはできません。
基本の方法で取得する場合は、同一テーブル内の全項目を基本の方法で学習させる必要があります。
1行目の値の位置を指定する方法をとる場合も、同一テーブル内の全項目を基本の方法で学習させる必要があります。