はじめに
Turbonomic 8.20.2 で IaC統合機能が一般提供(GA)開始されました。
TerraformのコードとTurbonomicのアクション推薦が自動で紐づくようになり、クラウドコスト最適化の実行サイクルが大幅に短縮されます。
この記事では「連携方法・概要・何が嬉しいか」の3点をまとめています。
1. 連携方法
大きく VCS経由 と リモートステートバックエンド経由 の2パターンがあります。
①VCS(ソースコードリポジトリ)経由
Terraformの .tf 設定ファイルを直接読み込みます。
| プラットフォーム | 対応認証方式 |
|---|---|
| GitHub | GitHub Apps / PAT |
| GitLab | PAT / OAuth |
| Azure DevOps | PAT |
②リモートステートバックエンド経由
terraform.tfstate ファイルを読み込みます。Terraform Community Edition を使う場合に必要です。
| バックエンド | 認証方式 |
|---|---|
| AWS S3 | IAM ユーザー |
| Azure Blob Storage | サービスプリンシパル |
| Google Cloud Storage | サービスアカウント |
2. 連携の概要
Terraformリポジトリ / Stateバックエンド
↓ .tf / .tfstate を取得
Turbonomic
↓ 解析・紐付け
リソースエンティティ・アクション詳細に「コードの場所」を付与
↓ 提供
VCSへのディープリンク(該当コードへ直接ジャンプ)
Turbonomicがインフラのリサイズやコスト最適化アクションを提案する際、「どの .tf ファイルのどのリソース定義が対象か」 を自動で特定・表示します。
3. 嬉しいポイント
① コンテキストの付加
アクション画面に「このリソースはどの .tf ファイルで定義されているか」が表示されます。これによって、これまで手動でリソースとコードを突き合わせていた作業が不要になります。
② アクション実行の加速
VCSへのディープリンクにより、修正すべきコードへワンクリックで到達できます。原因調査から対応完了までの時間が短縮されます。
③ CI / CDパイプラインとの連携
コードの場所が自動特定できるため、CI/CDパイプラインとの連携や自動PR作成など、IaCベースの自動変更が現実的になります!
おわりに
一言でまとめると、
Turbonomicの「何をすべきか(アクション)」とTerraformの「どのコードを直せばよいか」が自動で結びつく
ようになりました。stateのドリフトを産むことなく、クラウドコスト最適化を手作業ではなくコードドリブンで回すことが可能となります!